2010年9月27日月曜日

改編の季節


4月・10月は、放送業にとって改編の季節。だが、それにしてもこの10月は、ラジオ番組の改編というか、終了が特に多い気がしている。

j-waveの朝の看板番組、10年以上もつづいたBOOMTOWNが終了する。クリス智子さんの結婚というハッピーなニュースも束の間、あの落ち 着いた上品なクリスさんの声が朝から消えると思うとさびしい気持ちがする人は僕だけではないだろう。

同じj-waveでいえば、夜の帯番組プラトンも終了する。切れ味がよく、とてもお笑いタレントとも思えないほど口跡もきれいな渡部建の生放送の終 了もびっくりした。時代の旬を感じさせるゲストとディープなかライブな感じがよかっただけに、ひどく残念な気がする。

そして、もっともさびしいのは、東京FMの「Tokyo copywriters’ street」の終了だ。昨夜最終回をしみじみときいたが、ラジオというメディアとクリエイティブな感覚が、ストレートに感じられる希有な番組だったと思 う。今後は、ウエブでの展開となるそうだが、ある種「現代の文学」のような香りがたちこめた貴重なプログラムだけに、放送というメディアによって偶然に聴 かれなくなるのは残念だが、多くのファンにとって、これからも楽しみに聞き続けられることだけでも幸福だと思う。

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