エウミール・デオダートの最新作。デオダートは言わずと知れたブラジル人鍵盤奏者/アレンジャーの最高峰のひとり。本盤は、あのCTIレーベルでのプロデュースを想起させる、ずばり80年代デオダート・ワークスへの完全回帰をテーマとしたメロウ・テイスト全開です。
THE CROSSING
Eumir Deodato
1. Double Face – feat. Al Jarreau
2. I Want You More – feat. Novecento & Al Jarreau
3. The Crossing – feat. Londonbeat & Paco Sery
4. Night Passage – feat. John Tropea
5. No Getting Over You – feat. Londonbeat
6. Summertime – feat. John Tropea
7. Rule My World – feat. Novecento & Billy Cobham
8. Border Line – feat. Airto Moreira
9. Double Face – feat Al Jarreau (Radio Mix)
麗しいタッチのエレピ・フレーズで幕を開けるオープニング「Double Face」は、アル・ジャロウの粒立ちの良いヴォイスと絡む、先行シングルで話題にもなったハイライト・トラック。続く「I Want You More」は、ボサ・ノヴァを基調としたスタイリッシュなナンバー。ファンク・ジャズ風のリメイクで聴かせるスタンダード「Summertime」では、 CTI時代からの同志ジョン・トロペイ のギターを絶妙にフィーチャー。
とにもかくにも全編にみなぎるデオダートのエレピがあまりにチャーミング。ここのところちょっと彼らしさがぴりっとしなかった感じもあったけれ ど、この最新作では見事にカムバック。特にあのサマータイムでは、ストリングスアレンジまで、まさにあのスカイスクレーパー時代の彼のサウンドそのまま。 大いに楽しめます。
つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2011/02/10/the-crossing/
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