1911年6月16日、アメリカでIBMの前身となるCTR( The Computing-Tabulating-Recording Company)社が設立されてから今年で100年になる。それを記念して、IBMがつくったビデオがこれ。なかなか感動的である。
IBM・・ このことばに何を感じるかは、世代によって随分違うかもしれない。僕が感じているIBMは、やはり常に知性の象徴だからだろう。 「THINK」ということばに代表されるIBMは常に、知の巨匠として、君臨していた。アップルのあの1984年のIBMをビッグブラザーにたとえたCM も有名だが、打倒の対象としたいくらいに、むしろIBMの知が輝いていたととらえるのが正しいのだろう。
パンチカード、フォートラン、IBM360、ThinkPad・・・ビデオをみながら、あれもこれもなつかしい。本当にIBMが想起させるものは数限りない。そう、あのイームズの作品群も、IBMのパビリオンのためにつくられたものだった。
なつかしく、それでいて誇らしい。常にぶれない知のイメージを表象しつづけるのは実はとても大変なことだと思うけれど、それが見事に実現されていることに、敬意を感じる。IBMはこれからも常に「IBM」でありつづけてほしいと思う。おめでとう100年、IBM。
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