2011年3月29日火曜日

Mac Book Air 11 inch VS Mac Book Air 13 inch

Mac Book Air 11 インチ を使ってみてそのコンパクト感、スピーディー感、ライト感などすべてが気に入っていたのですが、機会があり、Mac Book Air 13インチも時々使う環境になりました。

使ってみるとわかるのは、実はその差はとても小さいということ。もちろん11インチからはじ めたこともあるのだけれど、そのキビキビ感はもちろんかわらないし、実は画面にみられる量も一部をのぞいてかわらない。そう、たとえば、メイルなど一覧で みるときに、数行の差が大きいのだけれど、そういったときには威力を発揮する感じでしょうか。

あと意外と大きかったのは、バッテリーの持ち時間。2時間の差はなかなかでした。

それにしても「持つことが楽しい」「所有することがワクワクする」という感触は数ヶ月たった いまでもどちらの機種にもかわらぬもの。どちらのマシンにもVMWAREとwindows XP をいれて使うというMACユーザーからみればある種不純なマシンなのだけれども、もちろんウィンドウズマシンとしても、傑出したマシンであることは まちがいないと毎回思わせられる・・そんな11インチ、13インチなのでした。


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2011年3月28日月曜日

MUSIC さかいゆう ~ YU  SAKAI ONLY YU ~

アルバム1曲目の「MUSIC」・・こころに深くしみる。シンガー・ソング・ライターといわれる人は多くいるけれど、その中でも一線を画す、新しいタイプ のミュージシャンだ。特にこのMUSICという曲の中で聞かれる彼のちょっと中性的な声色と果敢なアレンジが彼の才能の深さを見事にみせている。


ONLY YOU
さかいゆう

こちらで一部試聴できます

1. music
2. AHEAD
3. ケセラセLife
4. ソングライダー
5. It’s YOU
6. 夏のラフマニノフ
7. ROCK WITH YOU (Bonus Tracks)
8. FUTARI (Bonus Tracks)

本人によるプロフィールは・・

高知県出身。
高校卒業後、18歳の時に、突如、音楽に目覚め20歳で上京。
22歳、単身でLAに渡り、独学でピアノを始める。
帰国後、数々のミュージシャンとセッションを重ね、そのオリジナリティあふれるプレイで徐々に、その名が広まってゆく。
並行して自身のソロ活動を開始。

R&Bをベースとしたビートの効いた楽曲と、あふれ出るポップセンス、そして聴く人の心に響くシルキーヴォイスで徐々にファンを獲得。ライブでは圧倒的なパフォーマンスとその歌声で観客を魅了している。
2009年10月、1st Single「ストーリー」でメジャー・デビューを果たし、同曲がFMラジオPOWER PLAYを史上最多の43局獲得という新記録を樹立。2010年2月には大人気TVアニメ『のだめカンタービレフィナーレ』のオープニングテーマとなった (2010年3月末迄)2nd Single 「まなざし☆デイドリーム」をリリース。同年5月には、菅野美穂主演の話題の映画『パーマネント野ばら』主題歌に起用された「train」を初の Digital Singleとしてリリースし、続く6月には待望のメジャー1st Album「Yes!!」をリリース。

Augusta Campをはじめとする夏フェスへも多数出演し、そのアーティストとしての存在を大きくアピールするとともに、秋には同アルバムを携えた初の全国ワンマン ツアー『さかいゆうTOUR 2010“YES!!”』を敢行。 1st Album「Yes!!」は、iTunesが選ぶ2010年度の[J-POPベストアルバム]に選ばれたり、全国CD SHOPが選ぶ[CD SHOP大賞]にノミネートされるなど、音楽関係者やリスナーからも高い評価を得、発売以降、現在もロングヒットを記録している。
そんな中、ネクスト・ステップへと向かう、さかいゆうの2011年全国ツアー&第一弾リリースが決定!!
完全セルフ・プロデュース&一人多重奏(レコーディング)による、初のミニ・アルバム「ONLY YU」が3月9日に発売になる。

このミニ・アルバムすべてをひとりで多重録音したという。それゆえに、ある種のモノトーン感はあるのだけれども、それ以上に完成度の高さが光る。

MUSICの作成過程を再現したyoutubeがあるので、ぜひみてみてほしい。若い才能の発露はいつみてもうれしい。





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2011年3月20日日曜日

続アニメンテーヌ クレモンティーヌ zoku animentine Clementine

2010年7月、日本のアニメソングの名曲の数々をボッサ・カヴァーしたアルバム『アニメンティーヌ』をリリースするや、そのアンニュイな歌声とアレン ジ、ギャップとマッチングとの狭間が不思議な魅力を醸し出した作品として瞬く間に注目を集め、各種チャートを席巻。サントリーのノンアルコールビール 「ALL-FREE」 のCMにリード曲 「バカボン・メドレー」が起用されたことも大きな話題となりました。
オリコン洋楽チャート1位、アマゾン1位、HMV ONLINE 2010年ワールドミュージック年間ランキングでも2位を記録、現在7万枚を売り上げつつロングランヒットとなっているこの 『アニメンティーヌ』 ですが、早くもシリーズ第2弾が登場。
アニメンティーヌをマネして、とても多くの柳の下の土壌がでてきたけれど、どれもこれもかなり残念な出来だったのも事実。そこにあらわれたのが、本家本元の続編とくるから楽しみだったわけですが・・期待を裏切らない出来だったのでした。

続ANIMENTINE
CLEMENTINE

こちらで一部試聴できます


1.宇宙戦艦ヤマト (アニメ「宇宙戦艦ヤマト」OP)
2.ゲゲゲの鬼太郎 (続アニメンティーヌ・ヴァージョン) (アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」OP)
3.アンパンマンのマーチ (アニメ「それいけ!アンパンマン」OP)
4.さんぽ (アニメ映画「となりのトトロ」主題歌)
5.残酷な天使のテーゼ (アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」OP)
6.ワイワイワールド (アニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」OP)
7.銀河鉄道999 (アニメ「銀河鉄道999」OP)
8. Get Wild (アニメ「シティーハンター」ED)
9.お料理行進曲 (アニメ「キテレツ大百科」OP)
10.おしえて (アニメ「アルプスの少女ハイジ」OP)
11.歩いて帰ろう featuring 斉藤和義 (「ポンキッキーズ」OP) 【Bonus Tracks】
12.およげ!たいやきくん (「ひらけ!ポンキッキ」オリジナルナンバー) 【Bonus Tracks】
13.天才バカボン (サントリー「ALL-FREE」TVCM曲 雪の温泉篇60秒ヴァージョン) (アニメ「天才バカボン」OP) 【Bonus Tracks】

もちろん、1stアルバムでもっともボサノヴァとフランス語の香が上手にのるものから選んでいるわけで、2ndアルバムは、ボサノヴァにのりにくい 選曲がまじるのはいたしかたのないところ・・それにしても、彼女のうたいかたは、ある種オリジナル原曲のもつオーラを大事にしている感じがあり、そのリス ペクト感がいいのでしょうね。僕のおすすめは、「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」でしょうか・・

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2011年3月17日木曜日

ベルリンフィル からの メッセージ (サイモン・ラトル & セバスティアン・ヘーシュ)

ベルリンフィル からの メッセージ。

じーんときます。


[youtube http://www.youtube.com/watch?v=od49LF_x30w&w=560&h=349]


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http://wp.me/sMonj-bpo

2011年3月13日日曜日

災害ユートピア、そして「菅野よう子:きみでいて ぶじでいて」

大地震があって、呆然として、そして我にかえり、何ができるだろうか、と思う。

「災害ユートピア」という本があって、サンフランシスコやニューオリンズでの災害などのあと、人々が見事に相互に助け合う光景がみられたという。圧 倒的追い詰められた状態だからこそ、人類はある種の根源的存在に帰る・・そんなことを信じたいと思う。

菅野よう子さんが、「きみでいて ぶじでいて」という曲をつくったという。私たちの私たちだからできることは何か・・・いま、自分をみつめてい る。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=O8x6_JHDkhI&w=560&h=349]

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2011年3月6日日曜日

ロックなクラシック YUJA WANG(ユジャ・ワン) 紀尾井ホール ピアノリサイタル

紀尾井ホールにて、ユジャ・ワンのピアノリサイタル。ソロ公演は日本ではじめてではないだろうか。新世代を感じるみずみずしいチャーミングなピアノだった。

ユジャ・ワン ピアノリサイタル
紀尾井ホール

ラフマニノフ: コレルリの主題による変奏曲 op.42
シューベルト: ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D958 (遺作)
スクリャービン: 前奏曲 ロ長調 op.11-11
前奏曲 ロ短調 op.13-6
前奏曲 嬰ト短調 op.11-12
練習曲 嬰ト短調 op.8-9
詩曲第1番 嬰ヘ長調 op.32-1
メンデルスゾーン(S.ラフマノニフ編): 夏の夜の夢」から スケルツォ
サン=サーンス(V.ホロヴィッツ編): 死の舞踏 op.40
V.ホロヴィッツ : カルメン変奏曲

アンコール
ラフマニノフ : ヴォカリーズ
モシュコフスキー :火花
グルック : 精霊の踊り
ヴォロドス: トルコ行進曲
ユジャ・ワンは中国北京生まれの23歳。6歳からピアノの勉強をはじめ、中国、オーストラリア、ドイツで次々にデビュー。北京の中央音楽院でリン・ユェ ン、チョウ・グォアンレンに師事。1999年からは、カルガリーのマウント・ロイヤル・カレッジ音楽院でホン・クヮン・チェンとテム・ブラックストーンの 師事。2002年にはアスペン音楽祭のコンチェルト・コンペティションにおいて15歳で優勝。その後アメリカに移りフィラデルフィアのカーティス音楽院で ゲイリー・グラフマンに師事。2006年には、ギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞。

ラフマニノフ、シューベルトあたりは、それでも比較的おとなしく弾いていたのだけれど、スクリャービンの詩曲あたりから本領発揮。メンデルスゾー ン、死の舞踏、カルメンあたりは、もはや新世代のグルーブ感あふれる演奏、それはまるでロックの魂を感じるような内からほとばしり出るきもちをピアノにた たきつけるかのごとくの演奏だった。

Youtubeで練習風景がみられるが、だいぶこもった音だけれど、そこにも彼女の素晴らしい才能の片鱗をみることができる。

きわめて卓抜した演奏テクニック、とくに確実でありながらチャーミングな左手がユジャ・ワンの演奏に素晴らしい彩りをあたえている。アムランではな いけれど、高速に正確に奏で、それでいて高速だからこそ微妙にインクルードできるわずかなゆらぎのようなものが音楽の新しい喜びをつむぎだす。また新しく 新世代ピアニストが誕生した・・そんな感じなのだ。

そして、アンコール。こころあたたまるやさしいヴォカリーズがあったかと思えば、最後は、ヴォロドスアレンジのとてもチャーミングなトルコ行進曲。 ファジル・サイのワントーン風のアレンジとはちがって、音楽的により奥深い、それでいて魂の叫びのようなものが含まれた新しいトルコ行進曲を堪能できた。

youtubeにちょっと昔の演奏があったから片鱗をぜひみてほしい(紀尾井ではもっと激しい気性のトルコマーチだった)。

いや、すばらしいアーティストに久々に邂逅した。そんな感じの一夜。最後に、紀尾井ではきけなかったけれど、ある意味もっとも彼女の片鱗がわかる熊蜂の飛行をぜひどうぞ。

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http://wp.me/sMonj-yujawang