2010年7月1日木曜日

島の時間:山下恒夫

沖縄は梅雨が明けたときいていたが、やはり暑い。

何にしてもこの何の濁りもない大気を通じて日がダイレクトに射してくるという感覚がこの土地の魅力なのだが、それにしても実際にそれを真に受けると 本当に暑い。ゆだりそうだ。

今回も仕事の滞在だが、那覇で、ちょっと時間ができると、いくところのコースは決まっていて、そのひとつが、昨年オープンしたジュンク堂書店。D- nahaというかつてダイエーがあったビルを改装してはいっているのだが、ここが楽しい。侮るなかれジュンク堂新宿店を思わせる品揃え。3つのフロアに本 当に多くの書籍があり、そこにたたずむだけで幸福を思う。

2Fフロアのエスカレーターの脇に、沖縄関連の書籍のコーナーがある。時々訪れるたびに、ちょっとずつ関連書籍が増えているのが、沖縄出版事情のす ごいところだろう。さて、そこの写真集のコーナーでいままで見逃していたのか・・素敵な本をみつけた。


山下恒夫著「島の時間」である。スクエアなフレームに切り取られた、西表ほかのより南の島々の風景。表題にあるように、そこ で流れる独特の時間がまさに感じられる。西表や石垣を歩いていると、そこにたたずむこどもたちの姿がとてもまぶしく、ういういしく、本当に遭遇しただけで うれしくなってしまうのだが、この表紙の写真もまさに、そんな風景。

写真集と同様のカットがずいぶんと彼のウエブサイトの「島の時間」で見られるので、ぜひご覧いただきたいが、この土地だけに流れている、私たち自 身の原風景のような時間が、みごとに写し取られている。

僕自身、この土地を好きで、よく通うのも、いまもってこの時間がここだけに流れていることに触れ、自分自身を何か元の形にもどしたいからかもしれな い・・・そんなことを改めて思い出させてくれる。

つづきはこちら↓

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