2010年8月2日月曜日

不安の中に手を突っ込んで 槇原敬之

20周年記念BEST にひきつづき、発売された槇原敬之の最新アルバム。トレードマークとも言える“ラヴソング”に加え、近年ライフワークにしている“ライフソング”がより充 実した1枚となっています。

不安の中に手を突っ込んで
槇原敬之


こちら
で一部試聴できます

1. 夜空にピース
2. 幸せの鍵を胸に
3. 冬のコインランドリー
4. ビオラは歌う
5. フルサト
6. YOU GOTTA BE
7. 不安の中に手を突っ込んで
8. ムゲンノカナタヘ~To infinity and beyond~
9. In love again?
10. おさらばだ

本人コメントはこんな感じに・・

タイトル『不安の中に手を突っ込んで』に込めた思いとは?

僕もデビュー20周年を迎えましたが、この20年、自分を鍛えて進化させてくれたものってなんだろう? って考えると、それって“不安”なんですよ ね。不安を乗り越えたときに、必ず1歩、自分が前に進めてるんです。映画でも、いちばん息をのむ見どころって、主人公がピンチのときじゃないですか。それ をどう切り抜けて、成長できるか。不安だからって何もしないんじゃなくて、むしろそれは神様がくれたチャンスなんじゃないかと。そんな思いを込めて作りま した。ぜひ聴いてください。


01.
夜空にピース
みなさんにも、恋人や家族、大切な人に対して、「なんで あんなことしちゃったんだろう」ってことはないですか? 僕にもありました。こんなにいつまでもクヨクヨするならと、それを歌にして、自分を変えてしまお う! と作った曲です。

02.幸せの鍵を胸に
人と比べて、「自分はこの人より幸せじゃない」なんて思うことは、すごくばかげていますよね。人間はそれぞれ、幸せになるきっかけを持って生まれてきてい るんだということを、みんなに信じてほしいなと思って作りました。

03. 冬のコインランドリー
誰にでも、何気ない、大好きな景色があると思います。僕は冬の日にコインランドリーに行くのが好きで、よく犬を連れて行っていました。こういう自分が愛お しいと思う景色をちゃんと歌おうと、すごく基本に立ち返って作った曲です。

04.ビオラは 歌う
ビオラという楽器はあまり目立ちませんが、僕は好きです。その音がパッとなくなった瞬間に、オーケストラの音はバラバラにほどけて しまうんですね。「NHKみんなのうた」のために作りました。みなさんにどう感じてもらえるか楽しみです。

05.フルサト
新 しい人生のために家を出る、または精神的に自立して、故郷から離れると、そこでまた、無二の親友や心から信頼できる上司に出会うことがあります。そんな自 分にとって大切な第2の故郷を、「フルサト」と表しました。もともとは夏川りみさんのために作った曲です。

06.YOU GOTTA BE
1994年ごろヒットした、大好きな曲です(原曲はイギリスの女性シンガー、デズリーの大ヒット曲)。僕はどうしてもこの歌を忘れたくないなぁと思ってい て、今回、これは運命じゃないかと思えるくらい、まさにこのアルバムのテーマと同じことを歌っていたので、満を持してカバーさせてもらいました。

07.不安の中に手を突っ 込んで
きっかけは、たまたま地方で見たテレビ番組で、若い人が「不安で子どもが持てない」と言うのを聞いたことでした。「じゃあ戦国時代とかどうすんの!?」 と。みんなを思いっきりファンキーに応援したいなと思って作ったタイトルチューンです。

08.ムゲンノカナ タヘ~To infinity and beyond~
わが家の犬は、どれだけ高いさくを作っても、それをすぐにこえて、僕の大事なメガネをバキバキにかんでしまいます。ちょっとあきれて彼の目をのぞき込んで 見ると、本当に満足げで、キラキラしている。それって何なんだろう? と思ってできた曲です。

09.In love again?
今年41才になる、僕らしいリアルなラブソングが作りたいなと 思って書きました。41才の男がすごく若い女の子に恋をするという、なかなかせつない、考えようによってはヤバい歌ですが(笑)、意外に20代のスタッフ に人気があるので驚いています。

10.おさらばだ
実はこれ、シングル『赤いマフラー』のカップリングナンバー『お元気で!』の原曲です。最初に作ろうと思ったときの詞なので、届きやすいかもしれません。 東京スカパラダイスオーケストラのみなさんが心を込めて演奏してくれて、最高のスカナンバーになりました。

全編、あいかわらずの槇原節。サビのところは、常にメッセージ性にとんでいて、その意味である種の王道感にあふれています。コード進行は、どこかな つかしく歌謡曲の伝統といえばそうなのかもしれませんが、常に詞が日本語としてわかりやすい抑揚になっていて、槇原さんならではのプロ手腕を感じるところ です。


つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-makihara

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