2010年8月3日火曜日

You must believe in spring Bill Evans(1970)

ビル・エヴァンスの最高傑作のひとつでしょう。Eddie Gomez のベース、Eliot Zigmund のドラムス・・。いい感じのベース、ドラムスが大人のジャズの姿をみせてくれるのです(結局、ゴメスが参加した最後のアルバムとなりました)。彼が没する 3年ほどまえの1977年の8月にハリウッドのキャピトル・スタジオでの録音ですが、実際に発売されたのは1980年。この前年には夫人を亡くし、この年 には兄のバリーが自殺したという哀しい日々・・そのせいもあるかもしれませんが、とてつもなくリリカルで、それでいて端正な美しさの満ちたアルバムです。

You must believe in spring
Bill Evans


1. B Minor Waltz (For Ellaine)
2. You Must Believe In Spring
3. Gary’s Theme
4. We Will Meet Again (For Harry)
5. The Peacocks
6. Sometime Ago
7. Theme From M*A*S*H (aka Suicide Is Painless)
8. Without A Song
9. Freddie Freeloader
10. All Of You


すべてが一貫してビル・エヴァンスですが、なかでもおすすめなのが、タイトル曲でもある、ミシェル・ルグランの名曲、「 You must believe in spring 」。それに原曲のサウンドトラックより数段渋くなったけれど、それでもペーソスの空気が見事に奏でられている「マッシュのテーマ」でしょうか・・。

つづきはこちら↓
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