今年はカバーの当たり年。いろいろここでもとりあげたけれど、その原点はどこにあるのだろう、と考えていたら、ここにいきあたった。ヴォーカリストの初回 作品である。これがいまに連綿と続くヒット作になろうとは、本人も思わなかったのだろうけれど、なかなか素敵なアルバムである。 選曲がいい。とにもかくにもなつかしい。つい口ずさんでしまうような、名曲ぞろい。そして、高音で声がやや枯れる徳永さんの歌声が妙にセクシーで、そのあたりが彼のカバーアルバムでなければならない何かを見事に演出している。
vocalist
徳永英明 HIDEAKI TOKUNAGA
1. 時代
2. ハナミズキ
3. 駅
4. 異邦人
5. シルエット・ロマンス
6. LOVE LOVE LOVE
7. 秋桜
8. 涙そうそう
9. オリビアを聴きながら
10. ダンスはうまく踊れない
11. 会いたい
12. 翼をください
13. 卒業写真
このヴォーカリストだけをみれば、アルバム全体でみるとやや同じ調子を感じることもあるのだけれども、アルバムの初期の狙いを考えるとそれもいいのかもし れない。弦一徹さんのストリングス・アレンジともあいまって、落ち着いたいい感じが、大人の音楽という気にさせ、聴く人の気持ちをゆったりとさせるのだ。
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