名盤発見 87歳の名バイオリニスト ステファン・グラッペリ(Stephane Grappelli)と天才ピアニスト ミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani)の奇跡の出会い~フラミンゴ
今日もまさにデュオというイメージのアルバム。フランスの生んだ偉大な巨匠ステファン・グラッペリと天才ミシェル・ペトルチアーニの「フラミンゴ」です。 ベースのジョージ・ムラーツとドラムスのロイ・ヘインズを加え、バイオリンとピアノの至高の音楽が奏でられます。フランスの香り高い文句なしのジャズ・ス タンダードの名盤です。
ステファン・グラッペリ(St?phane Grappelli)は、1908年フランス生まれ。ジャズ・ヴァイオリニスト。ジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトとの共演もよく知られていま す。戦前から活躍し、とにもかくにもずっとジャズ・ヴァイオリニストの第一人者でした。
日本にも、何度か来日し、そのたびに洒脱な演奏を披露してくれていました。若手の育成にも熱心で、ライブのときなども、若手ベーシストなどが育っていくの をまぶしげにみている風景がいまも浮かびます。(そう、晩年のレス・ポールがニューヨークのライブハウスで若手と毎週のように演奏していましたが、そのと きにも若手を見守る目に同じようなやさしさが宿っていたのを思い出します。譜面や練習で指導するわけでなくライブで伝承してくジャズならではの、晩年の ジャズマンの共通する素敵な一面です)
この録音の時点で、すでにグラッペリは87歳。ペトルチアーニは32歳ですので、その歳の差といったら、とんでもなくすごい先輩、後輩なのでしょうが、こ のふたりに流れている音楽の信頼関係はそのようなものをおくびにもだしていません。ただただ音楽の神様に導かれるように、ふたりで、ジャズ・スタンダード のあるべき音楽をつむぎだしているのです。
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