1.「動物の謝肉祭」~大きな鳥篭(サン=サーンス)
2.パヴァーヌ(ラヴェル)
3.ボレロ(ラヴェル)
4.夢のあとに(フォーレ)
5.「四季」~春(ヴィヴァルデ)
6.「四季」~夏(ヴィヴァルディ)
7.「四季」~秋(ヴィヴァルディ)
8.「四季」~冬(ヴィヴァルディ)
9.ジャンボの子守歌(ドビュッシー)
10.トルコ行進曲(モーツァルト)
11.見知らぬ国から(シューマン)
12.無窮動(パガニーニ)
13.熊ん蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)
14.ヴェローチェ(ボラン)
(フルート)エマニュエル・パユ
(ピアノ)ジャッキー・テラソン
(ベース)シーン・スミス
(ドラムス)アリ・ジャクソン
すべての楽曲において、テクニック、音楽的魅力といい、まったく他を寄せつけない素晴らしい出来映えです。2曲目のラヴェルの「亡き王女のためのパ ヴァーヌ」・・例えるならば、ジャック・リューシュのようなタイプのジャズの味わいです。クラシックよりのものに、ジャズのトッピングをしたような、原曲 の味わいを見事に伝えてきます。「ボレロ」では、ラテン風の換骨奪胎に成功、デオダートとヒューバート・ロウズのような楽しい仕上がりです。アルバム・タ イトル曲の「夢のあとに」・・フォーレの名曲を、比較的クラシックスタイルのまま聴かせてくれます。パユのフルートのベーシックな巧みさを堪能できます。1989年から1992年までバーゼル放送交響楽団首席奏者を務めた。1991年10月にミュンヘン・フィルハーモニー管 弦楽団の入団試験を受けて合格し、1992年12月か ら首席奏者として演奏する契約であったが、1992年10月にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の入団試験を受けて合格したため、ミュンヘン・フィ ルでは一度も演奏していない。ベルリン・フィルでは1993年9月から演奏を開始し、同楽団の歴史上で最も若い(23歳)首席奏者となった。2000年、 抱える仕事の多さからオーケストラに休暇願を出そうとしたが認められなかったため6月に一時退団したが、2002年4月に復帰した。
リズム・音程は他に類を見ないほどの正確さであり、録音ではほぼ完璧な演奏を聴くことができる。世界中でソリストとして活躍し、多才ぶりや美音、天 賦の音 楽性やこの上ない演奏技巧によって称賛をかち得ている。バロック音楽ではノン・ビブラートでスピード感のある繊細な表現である一方、近現代の作品では透き 通るようなピアニッシモから荒々しい フォルティッシモまでコントロール可能であり、特殊奏法も正確に演奏することができる。プロコフィエフのフルート・ソナタなどは、それまでのフルートの固 定観念を打ち破るパワフルな 演奏である。ピアニストのエリック・ル・サージュやクラリネット奏者のポール・メイエとも室内楽演奏で共演している。
1996年よ りEMIと契約して録音活動 を開始した。ヴィヴァルディの協奏曲集、テレマンの協奏曲や、モーツァルトの協奏曲と四重奏曲、プーランク、ミヨー、ジョリヴェ、メシアン、デュティ ユー、サンカンらのフランス近代の作品、プロコフィエフのソナタ、ハチャトゥリアンとイベールの協奏曲などを発表してきた。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/aV296J
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