2010年5月26日水曜日

清水靖晃 in 京都 ファッション カンタータ の夜

京都商工会議所が主催による「ファッション カンタータ from KYOTO」が5月22日土曜、京都、嵯峨にある大覚寺で行われました。

毎年、京都発のファッションが公開されているこのイベントは、今年は初の屋外。演出は、中野裕之氏。メインキャストに原田知世、ゲストモデルに杏、 音楽は、清水靖晃&サキソフォネッツ 岡野弘幹、音響は金森祥之というとても贅沢な催しでした。

京都山陰線、嵯峨嵐山から車で5分くらいの大覚寺。その広い境内にステージがつくられ、そこに京都コレクション協議会の方々による和装15点、洋装 はミナ ペルホネンの衣装が見事なファッションショーとして繰り広げられます。

清水靖晃さんは、オープニングとエンディングに登場。オープニングは、まずはステージ左右それぞれから、林田さんと江川さんのソロパフォーマンスに よる「ネフェルッティー」。左右の音が掛け合いになって、このようなイベントのトップパフォーマンスとしては、まさに真骨頂なもの。掛け合いの空気は、か つてのチェイスを思い出されるような、ちょっとした音のズレ感がまさに立体的でいいのです。まさに金森さんらしい音響ぶり。そののち、中央から清水さんを はじめとしてサキソフォネッツ2名が登場し、5人あわせてプレリュード。屋外ファッションイベントとしての、異次元の感覚の演出として中野さんが用意した このパフォーマンスは時間もほどよく、見事に観客を一体化させたのでした。

そののち、和装のコレクション、そして洋装へ。原田知世さんの「時をかける少女」などの歌があり、展開していきます。それぞれの衣装の凝った意匠と 寺院の背景と素敵なコントラストを提示して、見ごたえあふれる感じです。

そして、エンディング。今度は清水靖晃さんとサキソフォネッツが全員で登場。「ジーク」をそれぞれの身振りで、全身を使って奏でるまさにサキソフォ ンの競演。いい感じで空間を切り裂く感じが、ショーに華を添える試みとして見事に開花したのでした。中野さんの演出の計算がすべてはまった・・完璧とも思 えるイベントでした。

つづきはこちら↓
 http://bit.ly/bRtHDh

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