世の中には奇をてらったアーティストは山ほどいる。しかし、オリジナルな自己表現をめざしつつも、逆にそれがある種の日常、ある種の中庸をみごとにえぐり だすアーティストもいる。その意味で、SPANKKOSMOのライブでは異質で非日常なものがまじりあって日常になる・・ある種の逆説の原理の実証実験空間 が、見事にそこに誕生していたのだ。
曲目は・・・
1.ひまわり
2.金平糖
3.銅の小箱
4.風が通るよ
5.熊追いの歌
6.透明の向こう
7.碧馬は東方へ向かう
8.synapse
~誰になるかな?~
9.土と布
10.北の国の友達へ
11.膨張曲線
12.海宙神話
13.箱の中の子ども
アーティストは・・・
日比谷カタン
熊坂義人
波多野敦子
イガキアキコ
オラン
熊坂るつこ
安宅浩司
オッシー
バッキー
岩原智
駒沢れお
尾引浩志
やまぐちまさ
山口けいこ
ウエッコ
idehof
そらな
参加アーティストの誰もが相当の技量をもつ。そして、それぞれの世界をもつ。しかし、それらがいったんスパンコとの競演となると、まるで凸レンズの 焦点のように日常の総和となり収斂される。そこがまさにスパンコの力であり、妙味なのだと思わせられる。あの日比谷カタンの毒気でさえ、全員のアンサンブ ルの中では、ひとつのパーツになってしまうのだ。
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