NIGHT CRUISER/ナイト・クルーザー
DEODATO/デオダート
1 ナイト・クルーザー Night Cruiser Written-By – David Bravo , Eumir Deodato
2 イースト・サイド・ストラットEast Side Strut Written-By – Eumir Deodato , Sergio Dias , Van Gibbs
3 スケーティンSkatin’ Written-By – David Bravo , Renaud White
4 アンクル・ファンク Uncle Funk Written-By – Eumir Deodato , Jamil Joanes
5 ラヴ・マジック Love Magic Written-By – David Bravo
6 グルーヴィテイション Groovitation Written-By – Eumir Deodato
デオダート(Deodato、フルネームではエウミール・デオダート (Eumir Deodato)、1943年6 月22日 – )は、ブラジル出身のクロスオーバー/フュージョン・ミュージシャン、アレンジャー、キーボード奏者。
1964 年、ブラジルでデビューした後、1967年頃からジャズレーベルCTIなどで名アレンジャーとして、フランク・シナトラ、アレサ・フランクリン、アントニ オ・カルロス・ジョビン、マルコス・ヴァーリ、ミルトン・ナシメントなどの数々のアルバムの製作に携わる。
1972 年には、デオダート名義で、アルバム”Prelude”を発表、未だ「クロスオーヴァー」、「フュージョン」という言葉も無かった 時代にクラシック作品をジャズテイストにアレンジした「ツァラトゥストラはかく語りき」が大ヒットする。1973年に発表した”Deodato2″で もジョージ・ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」のカバーを含み、彼の代 表アルバムに数えられている、この曲の他ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、スティーリー・ダンの「ドゥ・イット・アゲイン」、ムーディー・ブ ルースの「サテンの夜」、などもカバー されている。
CTIを離れてからはMCA、ワーナー・ブラザーズ・レコードと渡り歩き、1978年発表の「ラブ・アイランド」がヒット する。1980年代以降ソロ活動は控えめになっていくが、アース・ウィンド・アンド・ファイアやクール・アンド・ザ・ギャング他、ビョーク、 w:Kevin Rolands、小野リサ等、幅広いアーティストのプロデュースをしている。
2001年に15年ぶりにソロ活動を始め、コンサートを中心に活動し始める。2008年8月にはコットンクラブ東京にて来日公演を果たした。
このアルバムを聴いて、「ディスコ」という人と、フュージョン・コンテンポラリーだという人に分かれます。時代背景を考えるとそのどちらでもあるの ですが、それほどまでに、かつてのデオダートを想像してこのアルバムを聴くと、当初はちょっと違った感じを抱くかもしれません。
それにしても傑作であることはまちがいありません。当時ビルボード・ジャズ・アルバム・チャート7位、タイトル曲はクラブ・プレイ・チャートで23 位までいきました。
1曲目「ナイト・クルーザー」は、冒頭からクラップを巧みに利用し、エレピがひきたたせます。そして2曲目「イースト・サイド・ストラット」は、ま さにフュージョン。ブラス・アレンジの妙がまさにデオダート節です。
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