2010年2月28日日曜日

名盤発見 清水靖晃・ゴールドベルグの夜


名盤発見 清水靖晃・ゴールドベルグの夜

2月27日夜、外ではわずかな雨が残るなか、清水靖晃・バッハゴールドベルグ・コンサートは幕を開けました。

まずはすみだトリフォニーホールの会場に入るなり、その聴衆の多さに驚くととともに、胸がいっぱいなりました。
そう、考えてみれば、かつての靖晃さんのライブの多くは、古くは地下駐車場だったり、美術館だったりと、必ずしもたくさんの人を集めるのではない会場とい う印象でした。今回、クラシックの殿堂のような1800人も入るホールに、1階は満席、2階、3階もあわせてたくさんのお客さんが、彼のサキソフォンを待 つ・・このふしぎなふわっとした感じに、ちょっとびっくりしたのと、何もましてちょっとあたたかい人々の空気に、僕はまず驚きからスタートすることになり ました。


つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/28/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E9%9D%96%E6%99%83%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%81%AE%E5%A4%9C/

2010年2月27日土曜日

名盤発見 今日は棚からひとつかみ~なつかしいフュージョンアルバム~ART WEBB:LOVE EYES

名盤発見 今日は棚からひとつかみ~なつかしいフュージョンアルバム~ART WEBB:LOVE EYES

今日は棚からひとつかみ。
フュージョンのなつかしいアルバム。

ART WEBB / LOVE EYES

1.Love Eyes
2.You Can’t Hide Love
3.Free
4.Devotion
5.Glass Dreams
6.Pyramids
7.Flute Magic
8.A Little Traveling Music – Please

フルート奏者アート・ウェッブが1977年にアトランティックからリリースしたアルバムです。

アー ス・ウィンド・アンド・ファイアーの「You Can’t Hide Love」(Tamatha Ageeのヴォーカルをフィーチャー)などなつかしさ満点。ヒューバート・ローズとも違ってノリノリの展開が素敵です。

つづきはこちら↓

http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/27/%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AF%E6%A3%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%BF%EF%BD%9E%E3%81%AA%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%95%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7/

2010年2月26日金曜日

名盤発見 至極のデュオ;伊藤君子(Kimiko Itoh)&小曽根真(Makoto Ozone)~モントルー・ジャズフェスティバル・ライブ

名盤発見 至極のデュオ;伊藤君子(Kimiko Itoh)&小曽根真(Makoto Ozone)~モントルー・ジャズフェスティバル・ライブ

伊藤君子さんと小曽根真さんのコンビは、まさにデュオ中のデュオでしょう。ここのところ、ふたりのライブはなかなかみられませんが、一時期はこのふたりの デュオライブを毎年のようにクリスマスの頃になると堪能できたものでした。それはまさに音楽への愛に満ちた濃密な時間・・演奏ブがはじまってしまうとふた りの間にはまったく割って入れないような・・音楽的凝縮度の高いライブがくりひろげられるのです。見事に互いに支え合い、1+1が10にでもなったような それはそれは特別な音楽空間なのです。

このモントルーのライブは、1997年のもの。ふたりのデュエットのいわば先駆けなのでしょうが、その楽しさをこのアルバムからも十分に楽しむことができ ます。
小曽根さんのちょっとお茶目なピアノが、伊藤さんの魅力を上手にひきだしていきます。それでいてピアノを聴かせるところは目一杯、高速スピード違反気味に 小曽根節がうなりをあげるのです・・まさにデュエットの醍醐味です。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/26/%E8%87%B3%E6%A5%B5%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%AA%EF%BC%9B%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%90%9B%E5%AD%90kimiko-itoh%EF%BC%86%E5%B0%8F%E6%9B%BD%E6%A0%B9%E7%9C%9Fmakoto-ozone%EF%BD%9E%E3%83%A2%E3%83%B3/

2010年2月25日木曜日

名盤発見 87歳の名バイオリニスト ステファン・グラッペリ(Stephane Grappelli)と天才ピアニスト ミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani)の奇跡の出会い~フラミンゴ  

名盤発見 87歳の名バイオリニスト ステファン・グラッペリ(Stephane Grappelli)と天才ピアニスト ミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani)の奇跡の出会い~フラミンゴ

今日もまさにデュオというイメージのアルバム。フランスの生んだ偉大な巨匠ステファン・グラッペリと天才ミシェル・ペトルチアーニの「フラミンゴ」です。 ベースのジョージ・ムラーツとドラムスのロイ・ヘインズを加え、バイオリンとピアノの至高の音楽が奏でられます。フランスの香り高い文句なしのジャズ・ス タンダードの名盤です。

ステファン・グラッペリ(St?phane Grappelli)は、1908年フランス生まれ。ジャズ・ヴァイオリニスト。ジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトとの共演もよく知られていま す。戦前から活躍し、とにもかくにもずっとジャズ・ヴァイオリニストの第一人者でした。
日本にも、何度か来日し、そのたびに洒脱な演奏を披露してくれていました。若手の育成にも熱心で、ライブのときなども、若手ベーシストなどが育っていくの をまぶしげにみている風景がいまも浮かびます。(そう、晩年のレス・ポールがニューヨークのライブハウスで若手と毎週のように演奏していましたが、そのと きにも若手を見守る目に同じようなやさしさが宿っていたのを思い出します。譜面や練習で指導するわけでなくライブで伝承してくジャズならではの、晩年の ジャズマンの共通する素敵な一面です)

この録音の時点で、すでにグラッペリは87歳。ペトルチアーニは32歳ですので、その歳の差といったら、とんでもなくすごい先輩、後輩なのでしょうが、こ のふたりに流れている音楽の信頼関係はそのようなものをおくびにもだしていません。ただただ音楽の神様に導かれるように、ふたりで、ジャズ・スタンダード のあるべき音楽をつむぎだしているのです。

つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-327

2010年2月24日水曜日

名盤発見 ピアノ・デュオ~2台のピアノのためのバッハ(Bach)・ゴールドベルグ変奏曲(Goldberg):タール&グロートホイゼン(tal & groethuysen)

名盤発見 ピアノ・デュオ~2台のピアノのためのバッハ(Bach)・ゴールドベルグ変奏曲(Goldberg):タール&グロートホイゼン(tal & groethuysen)

今日もデュオのCDをとりあげます。ピアノの連弾です。
ピアノをふたりで弾くには1台のピアノを弾く場合と2台のピアノを弾く場合がありますが、今日は2台のもの。いわゆる2台4手ですね。そして内容はといえ ば、そうバッハ(Bach)のゴールドベルグ(Goldberg)です。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988 (2台ピアノ版 ラインベルガー/レーガー編)
ヤアラ・タール&アンドレアス・グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
録音:2009年4月 レバークーゼン(ドイツ)

演奏は、1985年に結成されたピアノ・デュオ。イスラエル出身の女性ピアニスト、ヤアラ・タール(yaara tal)と、ドイツ出身のアンドレアス・グロートホイゼン(Andreas groethuysen)の2人です。タールはテル・アヴィヴの音楽院を経てドイツに留学し、ふたりはともにペーター・ホイフトヴァンガーやルートヴィ ヒ・ホフマンに学びました。
このデュオは、高い芸術性を持つピアノ連弾曲、あるいはピアノ二重奏曲の発掘と紹介に務めていて、均質な音色の感覚、そして、息のあった夫妻です。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/24/322/

2010年2月23日火曜日

名盤発見 デュエット(duet):ビレリ・ラグレーン&シルヴァン・リュック(Sylvain Luc)~フランス人的個性の競争と協調の楽しさ

名盤発見 デュエット(duet):ビレリ・ラグレーン&シルヴァン・リュック(Sylvain Luc)~フランス人的個性の競争と協調の楽しさ

ふたりのギタリスト、シルヴァン・リュックとビレリ・ラグレーンのアコースティック・ギター2本によるまさに一騎打ちのような、それでいてなんとも心地よ いアルバムです。そう、ある種アカペラのような空気とでもいうといいのかもしれません。

リュックは南仏バイヨンヌ出身。ギターを5歳からはじめ、9歳ですでに兄と一緒にレコードデビューまでしたとか。クラシック系の出身で、10歳でチェロも はじめ1982年には、サン・セバスチャン国際フェスティバルで優勝までしています。ジャンゴ・ラインハルトからジェフ・ベックまで彼に影響及ぼしたギタ リストは幅広く、若いうちからアル・ジャロウ、スティーブ・ガットなどとの共演も多くあります。クラッシック、ジャズにとどまらず、ボサノバやシャンソ ン、ジプシー・ミュージックまで本当にさまざまな音楽シーンを自由にいききてきるプレイヤーのひとりです。

もうひとりのビレリ・ラグレーンは、1966年アルザス地方にジプシーの家族のもとに生誕。お父さんがギタリスト、最初のコンサートは4歳の時といいます から、こちらも本当に天才。1993年には、仏ジャズ・ミュージシャン大賞ジャンゴ賞を獲得。本当にむかうところ敵なしのすばらしいギタリストです。

このアルバム、とにもかくにもききどころ満載です。ふたりのギタリストの、その卓越したテクニックはあたりまえとして、その幅広い音楽性がすごいのです。 ストレートなジャズ曲~ポップス~ボサノバ~バラードと様々な楽曲で絶妙なアプローチ、トーンで聴かせてくれます。

つづきはこちら↓

http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/23/317/

2010年2月22日月曜日

名盤発見 Tokyo Copywriters’ Street Live の夜

名盤発見 Tokyo Copywriters’ Street Live の夜

土曜日、待ち遠しかった「Tokyo Copywriters’ Street Live」が開催されました。会場は、岩本町のTUC(Tokyo Uniform Centre)・・老舗のジャズ・ライブハウスです。

この催し物を説明するのはなかなか難しい作業です。どこにもたとえるものがなく、また独特の快楽と独特の空気で満ちているからです。かつて、谷川俊太郎さ んがコピーライターと詩人は、同じ職業というようなニュアンスのことを語っていましたが、まさに、そうなのでしょう。コピーライターの催し物でもあり、詩 の朗読会のようでもあります。
コピーライターは、広告主があってなりたつものですが、この催しで語られるコピーには、特定の広告主はありません。でも、かつてのサントリーや西武、資生 堂、NTTデータのような大手の広告主が文化の担い手のひとりであったように、そこに息づいていた、骨太の文化の匂いが、なつかしい匂いがここにはあるの です。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/22/312/

2010年2月21日日曜日

名盤発見 JAZZ WONDER:スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)・カバー・コレクション~ガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)~クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)~小曽根真(Makoto Ozone)

名盤発見 JAZZ WONDER:スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)・カバー・コレクション~ガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)~クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)~小曽根真(Makoto Ozone)

日曜日のひるさがり、今日もまた、週末の午後にふわしい軽いけれど楽しい1枚のご紹介です。

JAZZ WONDER

1 フィール・ザ・ファイヤー(Makoto Ozone)
2 可愛いアイシャ(Month Alexander)
3 サマー・ソフト(Christian McBride)
4 アンティル・ユー・カム・バック・トゥ・ミー(Eric Mariental)
5 トゥー・ハイ(Norman Brown feat. Stevie Wonder & Boys Ⅱ Men)
6 アイ・アム・シンギング(Gato Barbieri)
7 ユー・アンド・アイ(Norman Connors feat. Angela Bofill)
8 くよくよするなよ(Roy Ayers)
9 オーバージョイド(William Galison)
10 バッド・ガール(Quincy Jones)
11 フィール・ザ・ファイヤー(Makoto Ozone)

スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)の数々の名曲をジャズ・ミュージシャンがカヴァーしたコンピレーション・アルバム。クインシー・ジョーンズの「バッド・ガール」、ロイ・エ アーズによる「くよくよするなよ」また、スティービー自身が参加したノーマン・ブラウンの「TOO HIGH」など、よく知られた曲をそれぞれに楽しめます。また全体の録音、組み立て、バランスもよく、簡易なオーディオ・チェックのCDとしてもおすすめ の1枚です。

スティービーの楽曲のちょっとふしぎなフレーズ、独特のコード進行がミュージシャンの何かをくすぐるのだと思いますが、それぞれにスティービーに対する敬 愛が満ちていています。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/21/304/

2010年2月20日土曜日

名盤発見 デュエット(DUETS):音楽の究極のスタイル~トニーニョ・オルタ(Toninho Horta/ギター)&ニコラ・スティロ(Nicola Stilo/フルート)

名盤発見 デュエット(DUETS):音楽の究極のスタイル~トニーニョ・オルタ(Toninho Horta/ギター)&ニコラ・スティロ(Nicola Stilo/フルート)

今日は、休日の昼間に静かに奏でられるにはもってこいのアルバム、ギターとフルートのデュオ、「DUETS」です。


演奏しているのは、トニーニョ・オルタ(Toninho Horta)とニコラ・スティロ(Nicola Stilo)。


トニーニョ・オルタはいわずとしれた、ブラジルを代表するアーティストのひとり。この欄でもいつか詳しくとりあげることがあるでしょうから、今日はニコ ラ・スティロの方を紹介しましょう。ニコラ・スティロは1956年イタリア生まれ。フルートだけでなく、ギター、ピアノを奏でます。1980年代前半は チェット・ベーカーとともに演奏活動をつづけていました。このブラジル人とイタリア人のふたりの出会いがどのようになされたのかわからないのですが、あま りにその組み合わせの相性のよさに驚きます。


つづきはこちら↓

http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/20/297/

2010年2月19日金曜日

名盤発見 「いい音楽」「が」「聴きたい」~電源タップ:クリプトン DP-200~導入日記

僕は今夜も「音楽を聴きたい」ではなく「音楽が聴きたい」のですが、今日はそのための秘密兵器がひとつ増えました。オーディオ用ACタップです。
クリプトン DP-200。6個口のタップです。

商品口上によれば・・
特殊磁性体センダスト・トロイダルチョークコイルの新ノイズフィルター回路
家庭内でのいろいろな飛び込みノイズ削除に効果のある特殊磁性体センダスト・トロイダルチョークコイルの新ノイズ フィルター回路を装備し、入力電流高周波ノイズを大幅に除去します。また、2.4φ極太OFC内部配線等により、極めてピュアな音を実現させています。
音の良い6個口のコンセント
試聴を繰り返し、音の良い仕様の6個口のコンセントを採用しました。〈JIS規格真鍮製コンタクト(BSBM)埋 め込みダブルコンセント〉
ピュ ア化を実現、特殊磁性体複合ケース
特殊磁性体複合(鉄に銅メッキを施し た)ケースにより電磁波ノイズ、電界ノイズを吸収。また、ケースの強度を増強することで、音の良い電源ボックスが実現しました。

さて、実際聴いてみると、たかが電源ではなく、されど電源でした。
まったく音が変わるのです。
ノイズとは、香りや匂いといっしょで、なれるとわからなくなるのですね。
このACタップを使い、オーディオを再生すると、いままでノイズまみれの音を聴いていたことがわかります。ピアノの特に低音の解像度がすごい。ピアノ線が たたかれて、そのあと踊っているような感じがわかるのです。もちろんコントラバスの音色もききわけられるようになります。
むかし、マスタリングの専門家が、スタジオの電源がきれいなり24時以降にしか、マスタリングしないといっていたのを思い出しました。当時はデジタルなの に・・くらいに思っていたのですが、なるほど電源の安定は、音質そのものに深く影響をおよぼすのですね。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/19/288/

2010年2月18日木曜日

名盤発見 グレン・グールド(GLENN GOULD)によるベートーヴェン(BEETHOVEN)田園(pasotral)~リスト(LISZT)編曲によるピアノ版 

名盤発見 グレン・グールド(GLENN GOULD)によるベートーヴェン(BEETHOVEN)田園(pasotral)~リスト(LISZT)編曲 によるピアノ版 

グールドについては説明の必要もないでしょう。1932年トロントに生まれ。7歳にしてトロント王立音楽院に合格。1946年5 月トロント交響楽団と共演しピアニストとしてベートーベン「ピアノ協奏曲第4番」で正式デビューし、同年10 月、トロント王立音楽院を最年少で最優秀の成績で卒業。その後、1947年に 初リサイタル。
1955 年には、米国で公演。ニューヨークでの公演直後、米国CBSのディレクターがグールドの演奏に惚れ込み、終身録音契約が結ばれた。しかし、デビュー盤とし てグールドは、プロデューサーなどの反対を押し切り、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を録音。1956年に初のアルバムとして発表されるや、ルイ・アーム ストロングの新譜を抑えてチャート1位を獲得。
まさに破竹の勢いのスタートだったわけですが、その後、コンサートをきらい、録音に徹したのも有名な話です。

通常の交響曲の「田園」にくらべ、ゆったりとしたスタート。しかし、それはまぎれもなく田園であり、しかし、そこにみえてくる田園風景は、ふだん聴くいわ ば絵画的田園ともちょっと異なり、やや知性的にデフォルメされた田園風景です。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/18/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%88glenn%E3%80%80gould%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3/

2010年2月17日水曜日

名盤発見 アンドレ・プレヴィン(Andre Previn)の正真正銘の領域侵犯~デューク・エリントン:A列車で行こう

名盤発見 アンドレ・プレヴィン(Andre Previn)の正真正銘の領域侵犯~デューク・エリントン:A列車で行こう

アンドレ・プレヴィン(Andre Previn)と聴くと、クラシックの指揮者を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。あるいは、ピアニスト兼指揮者? ガーシュインのラプソ ディー・イン・ブルーの弾き振りのコンサートの印象も強かったからかもしれません。しかし、そんな彼の今日紹介するアルバムは、プレヴィンの純粋なジャ ズ・アルバムです。

ウィーン・フィルとの共演もあるプレヴィンは、日本での指揮も多く、まさにクラシック・アーティストですが、彼のスタートをひもとくと、出自はジャズプレ イヤーであることがわかります。

プレヴィンは、1929年、ベルリンのユダヤ系ロシア人の音楽家の家庭に生まれました。ナチス政権を逃れて一時期フランスで教育を受けた後、 1938年から家族に連れられアメリカへと渡り、1943年に合衆国市民権を獲得したといいます。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/17/274/

2010年2月16日火曜日

名盤発見 キンドルDX(kindle DX)で、無料の電子書籍を読む(2)~石井裕:インタッチ( in touch )

名盤発見 キンドルDX(kindle DX)で、無料の電子書籍を読む(2)~石井裕:インタッチ( in touch )

以前、キンドルDX (kindle DX)で、プロジェクト・グーテンベルグ(project Gutenberg)をもとにダウンロードする方法について記しましたが、無料の電子書籍を読むのに有効な2つのサイトについて記してみましょう。

このコンテンツをひらくと、プロジェクト・グーテンベルグと同様、タイトルのメニュー一覧がでてきます(プロジェクト・グーテンベルグよりスタイリッシュ で見やすいです)。
この中で、お好みのものを選びクリックすれば、そのコンテンツの紹介頁があらわれ、その中にあるダウンロードボタンをクリックすれば、完了。データがダウ ンロードされ、コンテンツ・メニューに追加されます。
このリストも、PDが中心ですので、プロジェクト・グーテンベルグと共通のものも多くありますが、一部にはここ特有のものもあります。著者の方針によりダ ウンロード可能となった最近の小説や、先日紹介したパウロ・コエーリョ(Paulo Coelho) のWarrior of the Light -vol1や Stories for Parents, Children and Grandchildren vol.1などもあったりします。

ところで、数日前に朝日新聞の英字版がキンドルでの配信をはじめました。トップページに写真が掲載したりとサービス精神があるのですが、英国の The independent などと比べると記事量は3分の1から5分の1とややさびしい感じがあります。今年の4月から日経新聞の有料web版の開始がアナウンスされていますが、キ ンドル用も発売になるのかどうか・・。英語版であれ充実した内容で発行されれば、きっと契約率は高いだろうと思うのですが、どうでしょうか。

つづきはこちら↓
http://undecuplet.wordpress.com/2010/02/16/267/

2010年2月15日月曜日

名盤発見 ラテン・グラミー(Premios Grammy Latinos)賞受賞~イヴァン・リンス:Ivan Lins & The Metropole Orchestra

名盤発見 ラテン・グラミー(Premios Grammy Latinos)賞受賞~イヴァン・リンス:Ivan Lins & The Metropole Orchestra

10年ほど前からグラミー賞の延長としてラテン・グラミー賞というものが創設され、今年は第10回の記念イヤー、そのMPB部門の受賞アルバムが今日、ご 紹介する「Ivan Lins & The Metropole Orchestra」です。
イヴァン・リンス(Ivan Lins)さんのこのアルバムは、エルビス・コステロや多くのジャズ・ミュージシャンと共演もしているオランダのメトロポール・オーケストラとの共演盤。 メ トロポールは世界で唯一ストリング・セクションを持つもったフルタイムのジャズ・オーケストラで、さらに指揮者/アレンジャーは、今ジャズ界においてその 才能が高く評価される鬼才、アレンジャー、ヴィンス・メンドーサさんです。イヴァンがこれまで発表したヒット曲・名曲の数々を、オーケストラサウンドとと もにリメイクしています。

つづきはこちら

2010年2月14日日曜日

名盤発見 ファランドール(ボブ・ジェームス)~ゴールドベルグ(清水靖晃):音楽境界領域の悦楽

名盤発見 ファランドール(ボブ・ジェームス)~ゴールドベルグ(清水靖晃):音楽境界領域の悦楽

いわゆる、クラシックとジャズの境界領域・・ということでとらえてみると、先日のジャック・ルーシェ(Jacques Loussier)のような方法論もあれば、エウミール・デオダートのような手法もあり、もちろん、昨日紹介したフリードリッヒ・グルダ (Friedrich Gulda)のようにクラシックのポジションからのトライアルもあれば、清水靖晃さんのような試みもあるでしょう。

デオダートの「ツアラトゥストラはかく語りき」が1973年、「ボブ・ジェームス1」が1974年ですから、ほぼ同時期にクロスオーバー的な楽曲で 評判となりました。しかし一方、デオダートのブラジリアンな奔放さに比べ、こちらは精緻な譜面的編曲のスタイルと、両極端な編曲スタイルの個性がさらに話 題を呼んだのを思い出します。

つづきはこちら

2010年2月13日土曜日

名盤発見 グルダ・プレイズ・ショパン(chopin)~鬼才グルダ(Friedrich Gulda)の即興演奏

名盤発見 グルダ・プレイズ・ショパン(chopin)~鬼才グルダ(Friedrich Gulda)の即興演奏

今回は、彼のショパン、「グルダ・プレイズ・ショパン」(こちらで試聴できます)。2月5日発売になったばかりの新盤です。グルダがショパン演奏に最も集 中的に取り組んでいた1950年代半ばのコンサート・ライヴによる24の前奏曲集、4つのバラードなどもりだくさんです。

しかし、なんといってもすごいのは、2枚目のアルバム最後に収録されている、息子パウル氏が所蔵していたというグルダの即興演奏曲「Epitaph for a Love」。これにはまいりました。これを聴くためだけに、このアルバムを買っても決して後悔はしないでしょう。

つづきはこちら

2010年2月12日金曜日

名盤発見 「スタイルオブ 市川崑」 ~ 木星からのメールが届く頃には:一倉宏

「スタイルオブ 市川崑」 ~ 木星からのメールが届く頃には:一倉宏

映画監督市川崑さんのCM集です。「東京オリンピック」や「犬神家の一族」で有名な映画監督市川崑がずっとシリーズでてがけていた「すこし愛して、なが~く愛して。」でおなじみの 「サントリーレッド、オールド」

のサントリーのCMをたっぷりとみることができます。

大原麗子さん出演のこのCMこんなにたくさんあったのかと思いますが、それぞれの時代の匂いが感じられて、味わい深く、ある種の郷愁にとらわれまし た。

同じCMで60秒、30秒、15秒と各パターンにより、何を大切に何をたてるか・・そのあたりの演出が与えられた時間により、みごとに戦略的につく りわけられているあたりもじっくりと堪能することができ、なかなか貴重な体験です。

つづきはこちら


2010年2月11日木曜日

名盤発見 スタンウエイ・ピアノの弾き語り~矢野顕子(YANO AKIKO):音楽堂

名盤発見 スタンウエイ・ピアノの弾き語り~矢野顕子(YANO AKIKO):音楽堂

脳溢血で、半身不随になりながらも奇跡の復活を遂げた録音エンジニア吉野金治さんと矢野さんの共作とでもいうべき作品。いわゆる一発どりですべてが録音さ れています。

このあたりの様子は、糸井さんのほぼ日刊イトイ新聞に詳しく紹介とビデオがありますので、ぜひごらんください。特にここでみられる 10分のプロモーションビデオは素晴らしくやさしい目線で描かれていて必見です。

CDそのものはといえば、神奈川県立音楽堂と思わせるあたたかい音。行かれたことのある方はご存知だと思いますが、あの古い趣のあるどちらかといえば古式 ゆたかなホールの情景が思い浮かぶようです。

つづきはこちら

2010年2月10日水曜日

名盤発見 「私のルーツはアルゼンチンにあって、憧れはブラジルにある」アグスティン・ペレイラ・ルセーナ(Agustin Pereyra Lucena):Miradas

アグスティン・ペレイラ・ルセーナ(Agustin Pereyra Lucena)
「私のルーツはアルゼンチンにあって、憧れはブラジルにある」と語る、アグスティン・ペレイラ・ルセーナ(Agustin Pereyra Lucena)。まさに、そのとおりのアルバムの1枚です。

アルゼンチンに生まれ育ったアグスティン・ペレイラ・ルセーナをギタリストとしての人生に誘ったのは、兄がブラジルから持ち帰ったジョアン・ジルベルト と、バーデン・パウエルのレコードだったと伝説的に語られているアグスティンです。

つづきはこちら

2010年2月9日火曜日

アルゲリッチ(Argerich)&デュトワ(Dutoit) ラヴェル(Ravel)・リスト(Liszt) ピアノコンチェルト

今日ご紹介するのは、デュトワ(Dutoit)とアルゲリッチ(Argerich)の貴重なライヴ盤。もちろんふたりのライヴ・アルバムはたくさん あるのですが、このアルバムは、その存在が噂されていたものの、なかなか発売にいたらず、2004年にはじめて日本だけでリリースが認められたといういわ くつきのもの。

1:リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(1998年10月録音)
2:リスト:コンチェルト・パテティク(悲愴協奏曲)ホ短調 S.258(1998年7月録音)
3:ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(1997年10月録音)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
モントリオール交響楽団
シャルル・デュトワ(指揮)

つづきはこちら


2010年2月8日月曜日

リンガ・フランカ(lingua franca)~リベラル・アーツ(liberal arts)の歴史(やりなおし教養講座/教養教育の誕生より)

名盤発見 リンガ・フランカ(lingua franca)~リベラル・アーツ(liberal arts)の歴史(やりなおし教養講座/教養教育の誕生より)

先日は、リベラルアーツ入門:やりなおし教養講座(村上陽一郎著)より、序章を紹介しましたが、ひきつづき「第一章:教養教育の誕生」から、引用をしなが らご案内してみたいと思います。
まずは、リベラルアーツ(liberal arts)に関する言語のことから。

+++++++++++++++++++++++++

よく言われることかもしれませんが、ドイツ語圏では長い間、知識人の使う言葉はドイツ語ではなかったんですよ。フランス語だったんです。

(中略)


知識人は、ラテン語を使わなければ学問の世界には入れないので、何よりも先ずラテン語を学ぶわけです。これはいわば知識人のパスポートですね。その代わ り、ヨーロッパ中どこへ行ってもそれで話ができるという共通語、「リンガ・フランカ」(lingua franca)と言う言葉を使いますが、その役割をラテン語が果たすことになります。したがってそれが「教養」の最も基礎的なものになりましょうね。

+++++++++++++++++++++++++

よくリベラルアーツ教育をテーマにするとき、言語教育のことが語られます。大学の教養学部では、言語教育を課しているところも多いようですが、ラテン語だ けでなく、その代替言語として、フランス語も重要な役割を果たしていたようです。


つづきはこちら

2010年2月7日日曜日

名盤発見 リー・リトナー(LEE RITENOUR)のクラシック・アルバム:アンパロ(AMPARO)

本アルバムは、ジャズ・映画音楽界のピアニストでもあり作曲家、アレンジャー、プロデューサーでもあるデイヴ・グルーシン(DAVE GRUSHIN)と、ギターリスト、リー・リトナー (LEE RITENOUR)が組んだ2作目の作品です。(1作目は、2000年の『トゥー・ワールド』、人によってこのコンビの作品に『ハーレ・クィーン』を含め る人もいるかもしれませんがそうすると3作目ですね)。ジャズ、ポップスとクラシックからゲストをフィーチャーして、ラテンやクラシックの名曲が楽しめま す。アントニオ・カルロス・ジョビ ン、ラヴェル、フォーレなどの作品も収録され、グルーシンとリトナーが素晴らしいアレンジを聴かせてくれます。

つづきはこちら

2010年2月6日土曜日

ダン・タイ・ソン(DANG THAI SON) ショパン(Chopin)即興曲・スケルツォ

今度はストレートど真ん中のクラシック、しかもショパンです。

アーティストは「ダン・タイ・ソン(DANG・THAI・SON)」。ベトナム生まれです。最近こそ、アジア出身で活躍するクラシック・アーティストは増 えてきましたが、その中でも、先駆けといえるまさにインターナショナル・アーティストのひとりです。

ダン・タイ・ソンさんは、1958年、ハノイ生まれ。ピアニストでもあったお母さまの指導をうけ、戦禍の中でも紙鍵盤で練習しつづけたというのは有 名な逸話です。1977年にモスクワ音楽院に入学.1980年にショパン・コンクールで優勝します。マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞もあわせて 受賞といいますから、いかに素晴らしかったかがわかります。

現在はカナダ在住。本人いわく「以前はどの土地にいても異邦人的な感覚が抜けずに落ち着きませんでした。いまようやく自分の居場所が見つかった感じ です。いままで演奏してきた曲でも内部に踏み入ってじっくりと曲と対峙できるようになりました」。本当にカナダと肌合いがあっているのでしょう。

カナダといえば、先日ご紹介したマルカンドレ・アムランもそうですし、グレン・グールドもそうです。ジャズのオスカーピーターソンといい、速弾きを 得意とするピアニストの宝庫です。彼らが自分たちの合いアイデンティティを確認しやすい何かがきっとあるのでしょう。

つづきはこちら


2010年2月5日金曜日

名盤発見 ジャック・ルーシェ(JACQUES LOUSSIER)のバッハ(Bach)ゴールドベルグ(goldberg)~清水靖晃・公開リハーサル

今日、ご紹介するのは、「ジャック・ルーシェのゴールドベルグ」です。先日、清水靖晃さんの近々のゴールドベルグ・コンサートをご紹介 しましたが、ジャック・ルーシェもまた、ジャズの人でありながら、バッハを得意としているピアニストです。1934年生まれ、フランス在住。16歳でパリ 国立高等音楽・舞踊学校に入学といいますから、相当に若くして才能を認められたピアニストですね。

1959年より、ジャック・ルーシェ・トリオの名義でバッハのアルバムを毎年のように発売します。たてつづけに10枚余り発表したあと、1978年 にトリオをいったん解散します。この頃、今度はトリオをはなれ、ピンクフロイドやエルトン・ジョン、スティングと共演したりしていきます。

1985年にふたたび、新しいトリオを結成しました。この後もバッハをレパートリーの中核として、精力的にアルバムをつくりつづけます。
1997年からは一転、ビバルディ、サティ、ラヴェルと新たな境地を試み始めます。そしてついに2000年に、ゴールドベルグを発表することになります。

つづきはこちら

2010年2月4日木曜日

名盤発見 キンドルDX(kindleDX)をゴッホ(Gogh)の「花咲くアーモンドの枝」でgelaskinする

キンドルDX(kindle DX)が到着してはや2週間。キンドル2(kindle)とキンドルDXの2台体制ですが、便利でそれぞれ活躍しています。

キンドルDXはやはり、その画面の大きさが便利。もっとも活用しているのは、PDFビューワーとしてでしょうか。仕事で用いる資料のほとんどは、 PDF化して、キンドルとキンドルDXで持ち歩いています。会議や打合せのときには、ほとんどキンドルDXを持参し、必要に応じて会議資料を参照します。 もちろんノートはありますが、紙資料は圧倒的に減少し、机上まわりもだいぶすっきりしてきました。キンドル2の方は小型なことを活かし、通勤のツールに。 小型軽量はやはり便利ですね。

今回のメイクアップは、gelaskinによるもの。iphoneのドレスアップ用に既にご存じの方も多いでしょうが、キンドルや キンドルDX用のものも存在しています。今回は、米アマゾン(amazon)から入手してみました

つづきはこちら



2010年2月3日水曜日

デオダート2(Deodato2)~キンドル(kindle)ではないけれどパウロ・コエーニョの無料ダウンロードについて

先日、比屋定篤子の記事のところでデオダート風、と棚からひとつかみで書いたので、今日は本家のデオダートから1枚紹介しましょう。

DEODATO2

  1. NIGHTS IN WHITE SATIN
  2. PAVANE FOR A DEAD PRINCESS
  3. SKYASCRAPERS
  4. SUPER STRUT
  5. RHAPSODY IN BLUE

デオダート(DEODATO)ブラジル、リオ生まれ。クリード・テイラー(Creed Taylorに 見いだされ、第1作で「ツァラトゥストはかく語りき」が大ヒット。それにつづく、CTI時代のデオダート2枚目のアルバムです。このアルバムの特徴は、な んといっても、2曲のクラシック曲が入っていていることでしょう。ひとつは、モーリス・ラヴェルの「亡き王女のパヴァーヌ」そして、ガーシュインの「ラプ ソディー・イン・ブルー」。

つづきはこちら

2010年2月2日火曜日

名盤発見 「リベラルアーツ(Liberal Arts)」について・・・やりなおし教養講座:村上陽一郎より

今日の東京の夜は雪ですね。

先日、「リベラルアーツ(Liberal Arts)」について書いたところ、ZACKY’S ALTERBLOGさんで紹介していただき、たくさんの方に読んでいただきました。ありがと うございました。

さて、せっかくの機会ですので、少し「リベラルアーツ」について掘ってみようと思います。手元に、帯に「リベラルアーツ入門」と書かれた一冊の本が あります。村上陽一郎著「やりなおし教養講座」です。

村上さんは、ご存じの方は多いかと思いますが、科学史家。東大教養学部でながらく教鞭をとられていた方です。

今回ご紹介する本は、いわばすべてがこの「リベラルアーツ」について書かれているものですが、まずは、序章に触れられている「教養」の定義にあたる ようなものを少し紹介してみましょう。

でも私は、教養にはもう一つ、決定的に大きな要素が含まれている、と確信しています。それは、自らを立てることに必要なの が教養だと思うのです。のちに詳しくお話しますが、「立てる」と言っても、「人より先にする」という意味ではなく、「揺るがない自分を造り上げる」という 意味です。

つづきはこちら

2010年2月1日月曜日

棚からひとつかみ(沖縄編)~オリジナリティとはなにか:キンドル(kindle)、iPad

出張中の合間にふたたび。

那覇のタワーレコードにいく。時間がないので、沖縄コーナーから2枚ほど、いわば「棚からひとつかみ」。

1枚目は、流線形+比屋定篤子による「ナチュラル・ウーマン」。

1.ムーンライト・イヴニング
2.あたらしい日々
3.何もいらない
4.まわれ、まわれ
5.オレンジ色の午後に
6.サマーインサマー~思い出は素肌に焼いて~
7.メビウス
8.ナチュラル・ウーマン

なつかしく比屋定さんである。1曲目から、中性感ただよう彼女の高音域サウンドに満ちている。今回は流線形のクニモンド瀧口さんがプロデュース。彼 女のセルフカバーとオリジナルと大貫妙子さんなどの他のアーティストカバーの組み合わせによる。

つづきはこちら