2010年6月7日月曜日

天賦の才、ゲイリー・バートン(Gary Burton)と小曽根真(Makoto Ozone)の至極のデュオ、来日ライヴ。

ゲイリー・バートンさんの第一音が聞こえた瞬間から、もうまったくの別世界。天賦の才により悦楽の別世界へと導かれた感じです。久々に聴くデュオでの彼ら の音色に、かつての記憶の中に音でなかったらどうしようという不安はふっとび、さらに前進し、かつ抑制のきいた音楽世界を堪能します。

弾きなれないだろうホールのスタンウエイ・ピアノと、わずか3オクターブのビブラフォンから奏でられるものとは思えないほどの広がりのある音楽世界 が、現実のものとしてそこに存在することを真実ととらえ、驚愕をもって幸福を感じながらそこに身をおく自分を感じます。

Makoto Ozone & Gary Burton
in GreenHall Sagamiohno


Mongo Santamaria : Afro Blue
Milt Jackson : Bag’s Groove
Chick Corea : Bud Powell
Makoto Ozone : I need you here
Makoto Ozone : Crystal Love

Domenico Scarlatti : Sonata No.20
Maurice Ravel : Prelude from “Le Tombeau de Couperin”
George Gershwin : Piano Concerto in F 3rd Mov.
Astor Piazzolla : Laura’s Dream
Makoto Ozone : Kato’s Revenge


ライヴは2部構成。特に、後半のラインナップは聴きたかったものすべてが凝縮されていて、聞き逃せない曲の数々。
アルバム「VIRTOUSI」から、スカルラッティのソナタ、ラヴェルのクープランの墓、ガーシュインのピアノコンチェルト in Fとつづき、聴きたかったピアソラ、そして昨日のこの欄でも紹介したface to face のアルバムからもっとも印象的な曲、KATO’s REVENGE。

つづきはこちら↓
http://bit.ly/cDlxqL

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