今夜、“伝説の”アグスティン・ペレイラ・ルセーナ(Agustin Pereyra Lucena)の日本で最初のライブが開催されました。
この貴重な機会に立ち会えることができて、とても幸福でした。
渋谷、公園通りにある、バーcacoi。大人の空気のある落ち着いたお店に、40~50名ほどが集まったでしょうか、19時半開始予定をやや遅れて スタートしました。
最初はやや堅かった感じもありましたが、予定を超えて1時間余りのライブの終盤には、次第にアグスティンさんものってきて、お客さんと一体となった 素敵な空気が満ちた空間になりました。
「イパネマの娘」「カーニバルの朝」「フェリシダージ」といったボサノヴァの定番曲もあれば、「バーデン・バーデン(Baden-baden)」 「サンバーデン (Sambaden)」といったバーデン・パウエルへのリスペクトナンバーも多く、楽しめました。
CDでいつも聴いていた、彼の内省的な持ち味と、ラテンの香りのきもちいいミクスチャー感が、素敵なサウンドミキサーの手腕もあって、目の前で立ち 現れるのです。
アグスティンさんを今回、日本にはじめて招聘したのは、音楽プロモーターや組織ではなく、西村秀人さん、谷本雅世さんご夫妻とのこと。おそらく永き にわたってきたのであろう、おふたりとアグスティンさんとの幸福な関係を、僕も含め、今日のお客様たちはみんなでお裾分けをいただいたわけですが、そこに 集った人々の、このライブ実現に対する感謝と愛情のこもった気持ちが、バーcacoiに気持ちよく充填されているのが、また素敵なことに感じられるので す。そして、この善意の連鎖こそが、日本に彼を迎えるにあたって、わたしたちファンが渡せたきっと最高の贈り物なのであろうと、ライブ終了後の彼の微笑を みて感じたりもしました。
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