2010年3月18日木曜日

名盤発見 棚からひとつかみ~不朽の名作「エリス・レジーナ・イン・ロンドン(IN LONDON)~エリス・レジーナ(ELIS REGINA)」

名盤発見 棚からひとつかみ~不朽の名作「エリス・レジーナ・イン・ロンドン(IN LONDON)~エリス・レジーナ(ELIS REGINA)」

今日は、1982年36歳の若さで亡くなったエリス・レジーナの24歳のときの、まさに若さあふれるアルバムです。


エリス・レジーナは1945年、ブラジル生まれ。11歳の時に R?dio Farroupilhaの子供向けラジオ番組で、歌手としてのキャリアをスタート。1959年に はラヂオ・ガウシャ(R?dio Ga?cha)と契約。翌年にはリオデジャネイロ市へ赴き、15歳にて、彼女の最初のLPである「Viva a Brotol?ndia」 を録音しています。
1965 年には、彼女が初めて受けた歌謡コンテストでエドゥ・ロボとヴィニシウス・ヂ・モライスの「アハスタォン(“Arrast?o”) 」を歌い、優勝。2枚目のLPである「Dois na Bossa」は、ジャイール・ロドリゲス(Jair Rodrigues)と共演盤で、ブラジル国内の記録を更新するほどのレコード売り上げでした。
1960年代の後期から1970年代の初頭にかけて、ジルベルト・ジルなどのミュージシャンたちと共にレコーディング。1974年に は、アントニオ・カルロス・ジョビンとのコラボレーション作品であるアルバム「エリス・アンド・ トム(Elis & Tom)」を発表。彼女はまたこの時期、ミルトン・ナシメントや、ジョアン・ボスコ、シコ・ブアルキ、ジョルジ・ベンやカエターノ・ヴェローゾとも共演作 品をレコーディングしています。そしてコカイン中毒によって1982年に 36歳の若さで亡くなりました。
このアルバム「イン・ロンドン」は、1969年24歳のとき、フランス・カンヌでのMIDEM参加のあと、ロンドンに立ち寄って録音したもの。 初顔合わせのオーケストラと2日で録りきってしまったというから驚きです。
全曲が、洒落たオーケストレーションの編曲と、エネルギーあふれ、とびはねた感じの天性のレジーナの魅力に満ちています。

つづきはこちら↓
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