2010年3月12日金曜日

名盤発見 リシャール・ガリアーノ(Richard Galliano):フランス・シャトレ劇場ホワイエでのライブ(PARIS CONCERT LIVE at the Theatre du chatelet)

名盤発見 リシャール・ガリアーノ(Richard Galliano):フランス・シャトレ劇場ホワイエでのライブ(PARIS CONCERT LIVE at the Theatre du chatelet)

きょうの1枚は、リシャール・ガリアーノ(Richard Galliano)さんのフランス・シャトレ劇場ホワイエでのライブ(PARIS CONCERT LIVE at the Theatre du chatelet)です。

劇場ステージともちょっと違い、お客様と彼との距離が妙に親近感がある・・そんな気持ちにさせる珠玉のソロ・ライブ・アルバムです。ビデオアーツ (videoarts)からの発売です。

今回のアルバムは、サティから、ジャズ、ピアソラまで多岐にわたる、まさに、ガリアーノさんらしい1枚。

すべてがおすすめですが、たとえば6曲目の「バガテル」や7曲目の「ラ・ジャヴァネーズ」など、マイナーコードの多い楽曲の中にあっても、ちょっとフラン ス風味付けの色彩感豊かなおしゃれなサウンド空間にひき込まれます。また、もちろん十八番の「ニューヨーク・タンゴ」や「オブリヴィオン」も、いつものこ とですが聴き応え満点で、胸にぐっとくるものがあります。

アルバム1枚をあっというまに聴き終わってしまうのですが、聴き終わったころには、誰しもがきっとガリアーノさん独特のグルーブ感の虜になることでしょ う。リズムの緩急、息をしているような蛇腹さばきなど、個人と楽器が一体となったその感覚が、まさにアコーディオン、ミュゼならではの魅力であり、決して 誰にもマネできぬ唯一無二の音楽的情緒感がそこにはあるからです。

つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-449

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