2010年3月16日火曜日

名盤発見 美音CDプレイヤー:ラックスマン(LUXMAN)D-05 を聴く

ここのところ、オーディオシステムの更新時期を迎え、いろいろとCDプレイヤーを貸し出してもらっていて、そのチェックをしているのですが、今度お借りし たのはラックスマン(LUXMAN)D-05。先日のメトロノームcd1(Metronome cd1)と比べると価格帯はやや違いますが、ここ数年、活躍が著しいラックスマンのCDプレイヤーの最新作品です。


まずは、外観から。大評判になった上位機種のD-08やD-06と似た、端正なたたずまい。比べてみるとD-08とは大きさや質感が違うのですが、これだ けみると逆に、あまりにしっかりとできていて、既に最高モデルと思わせる存在感を示しています。メーカーによっては、ややもすると、物々しいトレイの出し 入れをするプレイヤーもありますが、これは、静かに安定して出し入れできるもの。とてもスムーズですし、このあたりの安定感は実際の使用感とずいぶんと関 係してくるので、ありがたいものです。

音色はといえば、これが、実に美音なのです。中高音の帯域を中心に、精緻な再生感が高く、それでいて美しい。おおげさな飾り気があるわけでもなく、逆にあ まりに忠実で精密感が前面にでてくるといったタイプのどちらでもないのです。比較的ハイスピードな音で、それでいて、空気感もなかなかに伝えてくれます。
かつて、ラックスマンのCDプレイヤーの名機といわれた、フィリップスのピックアップを用いたD-500X’SというLUXMANのCDプレイヤーを使用 していたことがあるのですが、だからでしょうか、その当時から20年たったいまでも、LUXMANの音色がめざす方向性は変わらず、寸分違わず正常進化し ていることにも驚かされました。

小曽根真さんと伊藤君子さんのライブでも、伊藤さんの上質な歌唱、左手が踊る小曽根真さんの低音を活かしたピアノプレイのライブ感・・ともに、気持ちよく 伝わってきます。また、タック・アンドレスのギターも美しく上質に響きます。


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