2010年12月30日木曜日
悲報 上杉アンプ
2010年12月27日月曜日
Q:Soul Bossa Nostra Quincy Jones ~クインシー、久々のアルバムは最高傑作
Q:Soul Bossa Nostra
Quincy Jones
1. Ironside feat Talib Kwali
2. Strawberry Letter 23 feat Akon
3. Soul Bossa Nostra feat Ludacris, Naturally 7, Rudy Currence
4. Give Me the Night feat Jamie Foxx
5. Tomorrow feat John Legend
6. You Put a Move on my heart feat Jennifer Hudson
7. Get the Funk out of my face feat Snoop Dogg
8. Secret Garden feat Usher, LL Cool J, Robin Thicke, Tyrese, Barry White, Tevin Campbell
9. Betcha wouldn’t hurt me feat Mary J Blige, Q-Tip, Alfredo Rodriguez
10. Everything Must Change feat BeBe Winans
11. Many Rains Ago (Oluwa) feat Wyclef Jean
12. PYT feat T-Pain and Robin Thicke
13. It’s my Party feat Amy Winehouse
14. Hikky-Burr feat Three 6 Mafia and David Banner
15. Sanford & Son feat T.I., B.o.B, Prince Charlez, Mohombi
曲それぞれの完成度もさることながら、あいかわらず、録音、ミックスのありようが尋常ではない完成度。最近のクインシーというよりは、かつてのあの 名作「back on the block」を彷彿とさせる感じす。なつかしい「ironside」 も、アルバムタイトル曲の「Soul Bossa Nostra」も、そしてバック・オン・ザ・ブロックからの「Tomoorow」「secret garden」も、もちろんアレンジは最新の音楽シーンを感じさせるものなのだけれど、和声とリズムのクールなミクスチャー感がこれがたまらなくクイン シーなのですね。
年末に登場した、今年一番のひとつとも思わせる素晴らしいアルバムです。
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-rh
2010年12月21日火曜日
鎌倉芸術館 矢野顕子の夜 ジャズ 天才 オンリーワン
1.PRESTO
2.電話線
3.SOMEDAY
4.DAVID
5.いい子だね
6.愛が足りない
7.塀の上で
8.恋愛宣言
9.いい日旅立ち
10.街
11.椰子の実
12.GREENFIELD
EC1.ひとつだけ
EC2.ごはんができたよ
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-r5
デュトワ N響 よこはまみなとみらいホール ラヴェル ピアノコンチェルト
シャルル・デュトワ(指揮)
ピエール=ロラン・エマール(Pf)
NHK交響楽団
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ショスタコーヴィッチ:交響曲第8番 ハ短調 作品65
(アンコール)
ピエール・ブーレーズ:12のノタシオン
しかし、それにしてもの収穫は、N響。前回のプレヴィンのときにも思ったが、ぐんぐんうまくなっているというのか、素敵になっている。特に弦・・僕 のこころの中では常にトップはベルリンフィルのあの怒濤のような一体感のある弦だが、それに準ずるくらいのすばらしい出来。また、フランス的ではなかった けれど、打楽器もよかった。
きっと多くの聴衆が、N響をまたききたいと強く思わせられただろう・・その意味でも、とてもここちいいコンサートであったことはまちがいない。つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-rc
2010年12月13日月曜日
クールなアメリカン・ロック・ツアー 矢野顕子 さとがえるコンサート at NHKホール
矢野顕子さんのさとがえるコンサート2010最終日を見た。ベース、ドラムス、ギターと矢野さんの4人編成。必要最小限の構成で、アメリカン・ロッ ク・バンドをつくるとこうなるのだ・・という見本のようなバンド。なかでも秀逸なのは、ドラムス。ティンパニをいくつも持ち込んだような重い音色が見事に 矢野さんのピアノと調和し、大人のクールな味わいをみせていた。
矢野顕子(ピアノ・ボーカル)
マーク・リーボウ(ギター)
ジェイ・ベルロウズ(ドラムス)
ジェニファー・コンドス(ベース)
・song for the sun
・season of the end
・the wall
・good girl
・変わるし
・all the bones are white
・ひとつだけ
・恩赦
・naima
・say it ain’t so
・house of desire
・learning / manabeyo
・joy
・ラーメンたべたい
・whole lotta love
・centerpiece
・ふなまち唄
ピアノ弾き語りの「ひとつだけ」は、今日もまた泣けるし、忌野清志郎さんの「恩赦」は格別だった。アンコールの「ふなまち唄」も、ドラムスとの調和がよく、まさに最後を締めくくるには最良の選曲だった。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/e45q8v
2010年12月9日木曜日
宇多田ヒカル Hymne a l’amour ~愛のアンセム~
つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-1670
2010年12月6日月曜日
ウイスキーが、お好きでしょ ~ 竹内まりや
つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-mariya
2010年12月5日日曜日
新世界 清水靖晃 × 渋谷慶一郎
そうかと思うと、渋谷さんのリリカルなピアノに、清水さんの見事にコントロールされたサキソフォンの旋律が、研ぎ澄まされた完成度高いハーモニーを組み立てていて、端正な静物画をみるような空間構成もこころを豊かにしてくれる・・。
2部構成だったのですが、あっというまの時間。ライブな「空間場」に、ライブだからこそのパフォーマンスを奏でる清水靖晃さんの姿が神々しくさえあり、そ してまた、最後の1曲、「スターダスト」も何とも圧巻・・最後の最後に奏でられたこのジャズ・スタンダードの、妙になつかしく、耽美な感覚が、20年、い や30年タイムトリップを誘う・・そんな気持ちにさえさせられた贅沢な時間だったのでした。
つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-sinsekai
2010年11月22日月曜日
電子書籍奮戦記 萩野正昭(ボイジャー)
もちろん、それは僕が萩野さんを存じ上げていることもあるし、そこに登場するレーザー・ディスクのことや、登場する当時のMITにたまたま番組で取材に いっていたこと、最初のマルチメディアコンテンツの「ベートーベン第九交響曲」の日本語版をつくるにあたって翻訳をお手伝いしたことなど、記憶に残ること がたくさんあるからなのだけれど、それにしても萩野さんの一途な思いと、等身大の経営哲学、その一貫性などが、いまの社会に明らかに足りない「理念」みた いなものが見事に貫かれているからで、読みすすむにしたがって、忘れていた清々しい気持ちにとらわれる自分を発見したのだった。
電子書籍奮戦記
萩野正昭
1 てんやわんやの毎日
どの視点に立つか?
インターネットの歴史
小さなものためのメディア
電子書籍とは
市場規模を見る
馬車と自動車
電子書籍を成り立たせるためのもの
電子書籍の流通とは
ボイジャー
2 異聞マルチメディア誕生記
ボブ・スタインからの電話
映画がはじめて本になるかもしれない
「ちょっと普通じゃないね」
ある夜のパーティー
エキスパンドシネマ
レーザーディスクの可能性
3 メディアを我々の手に
東映教育映画部
時間よ止まれ
パイオニア
吟遊詩人たる決意
へんてこりんなもの
ハイパーカード登場
砂の上の館
マルチメディア史に残る運命的出会い
電子書籍の誕生
振り返るとき
飛び降りる覚悟
4 本ではなく、読むを送る
ボイジャー・ジャパンの船出
テキストが最前線
日本語エキスパンドブック
新潮文庫の100冊
アリーンの思い出
本とコンピュータ
すべてがみんな飯の種
青空文庫誕生
無給社外スタッフを組織する
「必要性」が本を生み出す
「本」ではなく、「読む」を送るんだ
「電子文庫パブリ」「理想書店」開店
無駄にした一年
体質改善
5 ハードに翻弄される
侮っていた携帯電話
しかし・・
次々現れる電子書籍端末に翻弄される
きな粉とぼた餅
電子出版の哲学
視覚障碍者に学ぶ
6 電子出版の未来
インターネット・アーカイブ
ノー・アマゾン、ノー・アップル、ノー・グーグル
覇権主義に対抗する
たどり着いた相手先
フォーマット統一とボイジャーの課題
「映画と本が一緒になる」の到達点
本は自由なメディア
しかし、何より萩野さんが、いちずに夢をきちんと見ているというところに、無性に魅かれるのだ。絶頂期のレーザー・ディスク社をやめ、ボイジャーを 起こし、そして苦節の時間がありながらも、しかし一度も大切な何かを見失うことなくここまでやってきたその彼の精神の崇高さ・・それでいていつ出会っても 情熱的で、いつもの彼の文体で飾らずに語りかけてくれる萩野さんを思い浮かべ、ただの美談ではない、謙虚で等身大の人間の尊さに深い感動を覚える。本来の 起業家精神のまさに神髄がここにある。
まだまだボイジャーの新しい地平の苦労はつづくかもしれないが、ひとまず、この半世紀が書けるところまできたボイジャーの歴史に「よかったね」と声をかけたくなった。つづきはこちら↓
http://bit.ly/bX6uWe
2010年11月21日日曜日
ロッド・スチュワート~The great American songbook volume V ROD STEWART fly me to the moon
The great American songbook volume V
ROD STEWART
1) That Old Black Magic
2) Beyond the Sea
3) I’ve Got You Under My Skin
4) What a Difference a Day Makes
5) I Get a Kick Out of You
6) I’ve Got the World on a String
7) Love Me or Leave Me
8) My Foolish Heart
9) September in the Rain
10) Fly Me to the Moon
11) Sunny Side of the Street
12) Moon River
つづきはこちら↓
http://bit.ly/autNyT
2010年11月20日土曜日
なんて軽やかなマヌーシュ・ギター・・ストーケロ・ローゼンバーク・トリオ 王子ホール
1. MINOR BLUES
2. SUNNY
3. WEBSTER
4. NUAGES―HUNGARIA
5. READY’N ABLE
6. DOUBLE JEU
7. BODY AND SOUL
8. BLUE BOSSA
9. RELAXIN’ AT CAMARILLO
10. FOR SAPHORA
11. I WISH
12. STRANGE EYES
13. ARTILLERIE LOUDRE
14. SPAIN
【アンコール 】
LES YEUX NOIRS
MINOR SWING
オープニングからして粋。ベースのサニ・ヴァン・ミュレンがまずひとりはいってきて、リズムを奏でる。そこにしばらくして、リズム・ギターのモゼ ス・ローゼンバーグがやってきて軽やかな二重奏。そこにいよいよリード・ギターのストーケロ・ローゼンバーグが登場するやいないや、何の構えもなく弾きだ し、それが見事なトリオの演奏になる。
ストーケロ・ローゼンバーグ・・1968年生まれだが12歳にしてすでにデビューしているのでもはや芸歴30年の大ベテラン。ビレリ・ラグレーンの やや重量感のある音色もマヌーシュの魅力のひとつなのだが、それとも違って、とにもかくにも彼の身のこなし軽やかな音色には、誰もが圧倒されるだろう。本 当にうまい人は、こういう人をいうんだろうというくらいに、自由自在なのだ。
ジャンゴの曲ももちろん素晴らしかったが、「サニー」や「スペイン」などのジャズ曲も本当に見事。つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-qx
2010年11月19日金曜日
Apple MacBook Air 9 インチの記事はまだみたいだけど、創業時からのスティーブ・ジョブス(Steve Jobs)のすべてがまとめられたサイトができました
ビデオのところには、胸にきゅーんとくるNextSTEPの紹介のビデオもありますし、写真のところは創業時の写真がたくさん・・・ああなつかしい。ジョブスのカリカチュアもあれば、彼の事業地の変遷図まで・・それはそれはもりだくさんです。
世の中のアップルファンのみなさま・・ぜひお楽しみください。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/aUugyf
2010年11月18日木曜日
カーリン・クロッグ フリースタイル( Karrin Krog Freestyle )
Freestyle
Karrin Krog
1.Just Holding On
2.Bansull
3.Sorrowful day
4.Imagination’s child
5.Freestyle
6.Karima Two
7.Open Sandwich
8.Raga variations
9.The red Dragon
10.Some time ago
11.Fran Landesman medley
12.Hymn to Joy
カーリン・クロッグは、1937年5月15日、ノルウェーのオスロ生まれ。60年代初頭から地元オスロやストックホルムで活動を始め、ヨン・クリス テン、ヤン・ガンバルク、アリルド・アンデルセンたちと共演しています。64年のフランス、アンティーヴ・ジャズ祭で世界デヴュー。同年に初アルバムも録 音。67年にはドン・エリスの進めで渡米し、ドン・エリスやクレア・フィッシャーと共演、録音。70年にはアルバート・マンゲルスドルフ、ジョン・サーマ ンらと万博で初来日。71年にはデクスター・ゴードン、77年にはアーチー・シェップとレコーディングも行っています。
柔らかくそれでいて芯がある声・・静かながらそこで繰り広げられる音楽世界は、見事に説得力があるのです。今回のこのアルバムは1986年のもの。 4曲目「Imagination’s child」、10曲目「Some time ago」など共演のJohn Surman のキーボードの柔らかな音色とあわせ、おしゃれなポップスとしておすすめです。つづきはこちら↓
http://bit.ly/aQRZ2r
2010年11月17日水曜日
JASMINE ジャスミン キース・ジャレット チャーリー・ヘイデン Keith Jarrett / Charie Haden
JASMINE
Keith Jarrett / Charie Haden
1. For All We Know
2. Where Can I Go Without You
3. No Moon At All
4. One Day I’ll Fly Away
5. Intro – I’m Gonna Laugh You Right Out Of My Life
6. Body And Soul
7. Goodbye
8. Don’t Ever Leave Me
この作品の帯はこう書かれています。『Call your wife or husband or lover in late at night and sit down listen.』。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/a2ExU9
2010年11月16日火曜日
The CTI Jazz All-Star Band Montreux Jazz Festival 2009
Montreux Jazz Festival 2009
The CTI Jazz All-Star Band
アイアート(per)
トッド・バショア(as, bs, arr)
ランディ・ブレッカー(tp)
マーク・イーガン(el-b)
ビル・エヴァンス(ss, ts)
ニルス・ラン・ドーキー(p, key)
ヒューバート・ロウズ(fl, picc)
ラッセル・マロ-ン(g)
フローラ・プリム(vo) on M3
ジェフ・ティン・ワッツ(ds)
1. ミスター・クリーン
2. シュガー
3. ミストゥラーダ
4. アメイジング・グレイス
5. ビンベ・ブルー
6. アフリカとブラジル
7. ユーズ・ミー
8. ブルース・マーチ
おすすめは、なんといってもヒューバート・ローズ。アメイジング・グレイスではソロを堪能できるのですが、その息づかいは昔のあのローズそのもの。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/a2ExU9
2010年11月15日月曜日
坂本龍一 大貫妙子 UTAU
あわせて、独特の世界観が見事に提示されています。
UTAU
RYUICHI SAKAMOTO / TAEKO ONUKI
坂本龍一 大貫妙子
こちらで一部試聴できます
ディスク:1
1. 美貌の青空
2. Tango
3. 3びきのくま
4. 赤とんぼ
5. 夏色の服
6. Antinomy
7. Flower
8. 鉄道員
9. a life
10. 四季
11. 風の道
ディスク:2
1. 美貌の青空
2. Tango
3. koko
4. 赤とんぼ
5. 夏色の服
6. Lost theme – Femme Fatale
7. A flower is not a flower
8. Aqua
9. Geimori
つづきはこちら↓
http://bit.ly/a4kE3O
2010年11月14日日曜日
何と88歳、トゥーツ・シールマンスのライブアルバム~TOOTS THIELEMANS EUROPEAN QUARTET LIVE
TOOTS THIELEMANS EUROPEAN QUARTET LIVE
Toots Thielemans: harmonica
Karel Boehlee: piano and synthesizer
Hein Van de Geyn: double bass
Hans van Oosterhout: drums
1 I Loves You Porgy
2 Summertime
3 Comecar De Novo
4 The Days Of Wine And Roses
5 Circle Of Smile (theme from: Baantjer)
6 Round Midnight
7 Les Feuilles Mortes
8 Theme from Midnight Cowboy
9 On Green Dolphin Street
10 Ne Me Quitte Pas
11 Bluesette
12 For My Lady
つづきはこちら↓
http://bit.ly/9BDwLR
81歳のアンドレ・プレヴィンの弾き振り&N響 ガーシュイン~ピアノ・コンチェルト・イン・エフ は感動的な繊細さをもっていた
第1685回 N響定期公演 Aプログラム
指揮・ピアノ アンドレ・プレヴィン
コンサートマスター 堀 正文
武満徹:グリーン
ガーシュイン:ピアノ協奏曲ヘ調
2曲目はいよいよ、お目当てのガーシュインのピアノ・コンチェルト。プレヴィンの体の不自由さを思うと、とても弾き振りは困難に思えたのだが、はじ まると大違い。なんと繊細なピアノの音色が軽やかにホール中に響く。コンパクトに芯のある音色を奏でるN響とプレヴィンの繊細で華麗なピアノは見事にマッ チして、これは楽しいピアノコンチェルト・イン・エフ。
予想をはるかに裏切る展開にわくわくの連続。第三楽章の終わり際には感動が全身におそってきた。
つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-previn
2010年11月10日水曜日
エレクトロボップス・オブ・ビートルズ’80 ELECTRO-POPS OF BEATLES ’80 清水靖晃・笹路正徳・清水信之
エレクトロボップス・オブ・ビートルズ’80
ELECTRO-POPS OF BEATLES ‘80
1. バック・イン・ザ・U.S.S.R.
2. ゲット・バック
3. イエスタデイ
4. プリーズ・ミスター・ポストマン
5. ミッシェル
6. レット・イット・ビー
7. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホェア
8. サムシング
9. ア・デイ・イン・ザ・ライフ
10. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-pA
2010年11月9日火曜日
1966 坂本龍一 RYUICHI SAKAMOTO
坂本さん自身のセルフ・コピー集で、ピアノ・チェロ・ヴァイオリンのトリオ編成で聴かせてくれます。ピアノは、坂本さん自身。そして楽曲の多くで、 チェロがジャック・モレレンバウムさん(Jaques Morelenbaum)、ヴァイオリンはエバートン・ネルソンさん(Everton Nelson)が担当しています。
1966
坂本龍一 RYUICHI SAKAMOTO
こちらで一部試聴できます
1.ゴリラがバナナをくれる日
2.Rain
3.美貌の青空
4.The Last Emperor
5.1919
6.Merry Christimas Mr.Lawrence
7.M.A.Y.in the backyard
8.The Shelterling Sky
9.A Tribute to N.J.P
10.High Heels-Main Theme
11.青猫のトルソ
12.嵐ケ丘
13.Parolibre
14.Acceptance(End Credit)~リトル・ブッダ
15.Before Long
16.Bring them home
つづきはこちら↓
http://bit.ly/a3imlA
2010年11月8日月曜日
MacBook Air 11 インチ 魔法のケースが届きました
PC持ち歩くときに、どの程度、クッションのあるものを使おうか迷うところですが、今回のMacBook Air はなかなか頑丈でいて、また、その軽さが取り柄となると、そう重たい頑丈なものを使うわけにもいかず、ちょうどいいものはなかなかみあたらないのですが、 そこにみつけたのが、これ、buzzhouse デザインのフェルトケースでした。
手作りのものなのですが、ちょうど数日前最初のロットの在庫があるのをみつけたので即ゲット・・とてもいい風合いに気に入っています。おすすめです。つづきはこちら↓
http://bit.ly/9j1jTX
2010年11月7日日曜日
RYUICHI SAKAMOTO north american tour 2010 nov.5th Los Angels 坂本龍一 ~ BEHIND THE MASK
セットリストは以下のもの。
ryuichi sakamoto north american tour 2010 nov.5th
Los Angels
glacier
hibari
still life
nostalgia
in the red
美貌の青空
tango
a flower is not a flower
tamago 2004
1900
the last emperor
戦場のメリークリスマス
behind the mask
happy end
tibetan dance
千のナイフ
ヤマハのピアノらしい音色が教授のサウンドにあっているというか、MIDIピアのとの掛け合いを想定した計算された2台のピアノへの割り振りの巧みさがいかにも教授らしいところ。
ところで、そういえば、BEHIND THE MASKにはいろいろなバージョンがあったのと思い出し、みつけだしてきたのがこのアルバム。
BEHIND THE MASK
RYUICHI SAKAMOTO
1. ビハインド・ザ・マスク
2. リスキー
3. フィールド・ワーク
4. ステッピン・イントゥ・エイシア(TVトラック)
5. フィールド・ワーク(エディット)
6. 両眼微笑
つづきはこちら↓
http://bit.ly/c0FRYH
2010年11月6日土曜日
to the nines パリスマッチ paris match
to the nines
パリスマッチ paris match
こちらで一部試聴できます
1. dressed up to the nines
2. 17
3. Time Travel
4. Lady’s Jam
5. HAPPY-GO-ROUND ~AND WE LOVE YOU~
6. SALON TOKYO
7. Red Shoes
8. MUSIC
9. Floor
10. short story
11. Shala-la-la
12. Strawberry Waltz
13. 太陽の接吻 (Recorded at Billboard Live Tokyo 2010.04.17)
14. Saturday (Recorded at Billboard Live Tokyo 2010.04.17)
つづきはこちら↓
http://bit.ly/96c7zD
2010年11月5日金曜日
電子書籍・出版の新しい枠組み ~ 村上龍 氏の発表から
3:『歌うクジラ』制作と販売電子化の作業は刺激的でした。ほとんど毎日会ってアイデアを出し合い、数日後にデモ画面を見て、修正点を確認し合うというスリリングな日々が続きま した が、坂本龍一のオリジナル音楽が届いたとき、わたしたち制作スタッフの興奮はさらに高まりました。当初は、坂本龍一の「out of noise」というアルバムの楽曲を使う予定だったのですが、基本的にAppleのアプリにはJASRACに登録されている楽曲は使えないので、オリジナ ル楽曲を作ってもらったのです。電子書籍元年なんだから絶対にやるべきだと、坂本龍一からはメールで何度も勇気づけられました。そしてオリジナル楽曲も快 く引き受けてくれたわけですが、送られてきたその音楽はすばらしく、「小説のために作られた楽曲というのは歴史上初めてかも知れない」と思うと、深い感慨 がありました。
7月初旬、『歌うクジラ』iPad版が完成し、Apple本社の審査にも通って、ついに販売がはじまりました。制作費は、プログラミング会社委託実 費で 約150万、坂本龍一へのアドバンスが50万、計200万でした。ただし、わたしとグリオのスタッフの報酬は制作費として計上していません。定価は 1500円としましたが、値付けにはかなり悩みました。400字詰め原稿用紙1100枚という長編なので、紙だと上下巻で間違いなく3000円以上の定価 になるのですが、アプリとしての表示ではボリュームを示せないので、適正価格がわかりづらいのです。結局、紙のだいたい半額1500円なら堂々と売れるの ではないかということで価格が決まりました。
売り上げの配分は、制作実費150万(坂本龍一へのアドバンス50万円は売り上げ配分の前払い扱い)をリクープする前は、村上龍:グリオ:坂本龍 一=2:4:1、リクープ後は、4:2:1とすることにしました。『歌うクジラ』電子本はiPad、iPhone版を併せて、現在10000ダウンロード を優に超えています。わたしもグリオも確かな手応えを得ました。この成果をどう将来に活かしていくのか、わたしとグリオの次の課題が見えてきました。
ここまで、売上げ配分率などを明示化されると、これからの電子書籍の規模感、そのコスト感、思いなどがきちんと伝わってきて、かなりの起爆剤となるのではないかと思います。
そして、さらに今後の展開について幻冬舎と話し合った経緯などが語られています。
4:幻冬舎との話し合い幻冬舎は、親友の見城徹が興した会社で、わたしは特別な思いを持っています。『歌うクジラ』の電子化作業が進んでいる間も、幻冬舎と何度も話し合い をし ました。幻冬舎は電子化にどう対応するのか、これからのわたしとグリオの作業に関わることができるのか、おもな話題はそういったことでした。ただし、幻冬 舎と組んで電子化を進めるとなると、他の版元出版社の既刊本には対応できないと思いました。
わたしは、電子書籍の制作を進めるに当たって、出版社と組むのは合理的ではないと思うようになりました。理由は大きく2つあります。1つは、多くの 出版 社は自社で電子化する知識と技術を持っていないということです。「出版社による電子化」のほとんどは、電子化専門会社への「外注」です。わたしのアイデア を具体化するためには、まず担当編集者と話し、仲介されて、外注先のエンジニアに伝えられるわけですが、コストが大きくなり、時間がかかります。『歌うク ジラ』制作チームの機動力・スピードに比べると、はるかに非効率です。2つ目の理由は、ある出版社と組んで電子化を行うと、他社の既刊本は扱えないという ことでした。いちいちそれぞれの既刊本の版元出版社と協力体制を作らなければならず、時間とコストが増えるばかりです。今後、継続して電子書籍を制作して いく上で、グリオと組んで会社を新しく作るしかないと判断しました。今年の9月中旬のことです。
さらに、今後の配分率についてもオープンを前提とすることを語った上で、次のように一律にいかない理由を述べられています。そして、ここまでのいろいろな思いとともに、版元への料率をその作業量によって定めていかざるをえない現実について語っています。
版元からすれば、その法律的な権利とは別にいろいろな思いがあるでしょうが、こうクリアーにすべてを明らかにしていくと、村上氏の提案する作業量による配分率というのは、現状もっとも根拠のある解決策であることが浮かび上がってくるような気がします。
8:*既刊本の版元への配分たとえばわたしのデビュー作である『限りなく透明に近いブルー』(76 講談社)という作品の場合、当時は出版契約書が存在していなかったということもあり、版元である講談社の許諾および売り上げ配分なしで、わたし自身が G2010で電子化することが、法的には可能なのだそうです。ただ、講談社に無断で『限りなく透明に近いブルー』を電子化して販売することには抵抗があり ます。
思い返せば、35年前、ちょうど今ごろの季節でした。西武新宿線の田無という街の書店で、わたしは「群像新人賞公募」を知り、それまで書きためてい た創 作ノートから、210枚の作品を1週間で書き上げました。「群像」という雑誌、講談社という出版社が、『限りなく透明に近いブルー』という小説が誕生する 契機を与えてくれたことになります。それは、よく言われるような、出版社が新人作家を育てるとか、編集者が執筆に協力するというようなこととは微妙に違い ます。作品が生み出される「契機」「場」を提供してもらったということです。わたしは、これまでのすべての作品を自分で書き上げました。出版社および編集 者は、多くの作品を書くきっかけを提供したということです。ただし、その心情的「恩義」を、そのまま電子化における版元への配分に反映させることは、不可 能です。
そこでわたしは、版元に対して、電子化に際し、さまざまな「共同作業」を提案することにしました。たとえば、原稿データの提供、生原稿の確保とス キャ ン、写真家への連絡と交渉、さらに共著者がいる場合にはその連絡と交渉、そしてリッチ化の1部の作業、およびコストの負担などです。その上で、G2010 が版元への配分率を決め、配分率は個別の作品ごとに設定します。たとえば『あの金で何が買えたか』(99 小学館)や『新13歳のハローワー ク』(2010 幻冬舎)という絵本は、版元との新しい共同作業が発生しますので20から30%という高率の配分を予定しています。ただし、電子化への共同作業が発生しな い場合は、配分がゼロの例もあります。
つまり、面倒ではあるのですが、G2010において既刊本を電子化して販売する場合には、それぞれの作品ごとに、売り上げ配分を決めることにしまし た。 作品によって要件が異なるので、その作業は必須だと考えています。そういった個別の配分例を透明化・公表し、一定量積み重ねることで、全体としてのモデル となっていくのではないかと思います。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/9ZLNba
2010年11月4日木曜日
坂本龍一 ustream LVIE at サンフランシスコ を聴いて~ RUICHI SAKAMOTO/05
3カメ・ステレオ音声。
2台のピアノ(1台はMIDI・無人)でのソロコンサート。坂本龍一さんの音楽はもちろんCDでも十分に聴くことができるが、今回のライブがいいのは、や はり聴衆との間合い。1曲ごとにその最後の弱音が終了して響きが消え去るかどうかのあたりからわき起こる聴衆の拍手。聞き入っているよき聴衆が一体となっ たときだけにあるこの集中度と間合い。その歓びがustream を通じてそのまま伝わってくる。
で、今日のライブでもなかなかよかったのが、その中での出色だった1曲が「千のナイフ」。MIDIピアノと教授とのかけあいがとても素敵だった。そ して「Tibetan Dance」。ピアノ曲としての楽しさがあふれているアレンジだった。「シェルタリング・スカイ」・・あのベルトルッチの映画が彷彿としてくる
・・そういえばこれら3曲が入っているアルバムがあったなと思い出したのが、なつかしい、「坂本龍一/05」。
帯によれば、「坂本龍一入門者にとって優しい、坂本龍一マニアにとっては深い、究極の1枚です(ロッキング・オン 渋谷陽一)」とあるけれど、まさにそういう1枚。
坂本龍一/05
RYUICHI SAKAMOTO
1. Tibetan Dance
2. A Flower Is Not A Flower
3. Amore
4. Energy Flow
5. Aqua
6. The Last Emperor
7. Happyend
8. Thousand Knives
9. Fountain
10. The Sheltering Sky
11. Lost Theme
12. Shining Boy & Little Randy
13. Reversing
14. Rainforest
日本時間の土曜日13時からは、彼の北米ツアーの最終公演もUSTREAMで再度中継があるとか。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/aH02SO
2010年11月3日水曜日
『シェエラザード』 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ~パリ管弦楽団
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 作品35
パリ管弦楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
録音時期:1974年
録音場所:パリ、サル・ワグラム
録音方式:ステレオ(セッション)
こちらで一部試聴できます
シェヘラザードは千一夜物語をもとにつくられたものだが、バレエ組曲の「白鳥の湖」のように、とても映像的な、あるいみ具象的な音楽においては、演奏者によるその品性のようなものが、結果として問われることが多くある。
http://wp.me/pMonj-oJ
2010年11月2日火曜日
National Ransom ELVIS COSTELLO エルヴィス・コステロ~ナショナル・ランソム
さきほどまで、坂本教授のバンクーバーライブをustreamで気持ちよく堪能したのですが、あれだけの音質でライブを同時性でもって楽しめるとなると、 それこそ時空距離というリアルな障壁が、意味を変質していくのがわかる気がします。
ところで、このコステロの新作も、リンク先で無料で全曲聴くことができ ます。期間限定とはいえ、考えてみればふしぎなもの。ニューヨーカーの新作紹介の頁に紹介されているわけだけれども、今後は確かに新作紹介のときには、こ うして全曲試聴できるようになっていくのかもしれませんね。
National Ransom
ELVIS COSTELLO
1. National Ransom
2. Jimmie Standing In The Rain
3. Stations Of The Cross
4. A Slow Drag With Josephine
5. Five Small Words
6. Church Underground
7. You Hung The Moon
8. Bullets For The New-Born King
9. I Lost You
10. Dr. Watson, I Presume
11. One Bell Ringing
12. The Spell That You Cast
13. That’s Not The Part Of Him You’re Leaving
14. My Lovely Jezebel
15. All These Strangers
16. A Voice In The Dark
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-oN
2010年10月28日木曜日
禁断の MacBook Air 11インチ がやってきた
MacBook Air 11インチ
システム構成
• 1.6GHz Intel Core 2 Duo
• 4GB 1066MHz DDR3 SDRAM
• 128GBのフラッシュストレージ
• USB Ethernet Adapter
• キーボード (JIS) + 製品マニュアル
• アクセサリキット
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-ov
2010年10月26日火曜日
マルコス・ヴァーリの最新作 ~ ESTATICA Marcos Valle
ESTATICA
Marcos Valle
こちらで一部試聴できます
1. Vamos Sambar
2. Prefixo
3. Papo De Maluco
4. Arranca Toco
5. Baiao Maracatu
6. Novo Acorde (Reprise)
7. Novo Acorde
8. 1995
9. Estatoca
10. Na Pista
11. 1985
12. Esphera
13. Eu Vou
14. 1975
15. Vamos Sambar (Instrumental)
Vocals, Piano, Rhodes, Synthesizers & Acoustic Guitar: Marcos Valle
Bass: Mazinho Ventura
Drums: Renato Massa
Percussion: Robertinho Silva / Julio Diniz
Female Vocals: Patricia Alvi
Electric Guitar on Esphera: Marcelo Camelo
Tracks arranged by Marcos Valle
Horns and Strings arranged by Jesse Sedoc
全曲の切れ味のよさ。マルセロ・カメロとの「Vamos Sambar 」のシャープなつくりや、ジョイスとの「Papo De Maluco 」の明快な楽曲、スぺーシー・レゲエ前奏曲的な「Novo Acorde」など、全曲すべてがぜいたくなつくり。
インコグ二ートのブルーイの息子である、ダニエル・マウニックがプロデュースで参加していることもいい意味で影響をおよぼしているのでしょう。つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-oo
2010年10月25日月曜日
乱反射ガール 土岐麻子
乱反射ガール
土岐麻子
<CD>
01. Intro ~prism boy~
02. 乱反射ガール
03. 熱砂の女
04. 薄紅のCITY
05. 鎌倉
06. feelin’ you
07. ALL YOU NEED IS LOVE
08. QUIZ
09. Sentimental
10. HUMAN NATURE / sings with 和田 唱 from TRICERATOPS
11. Light My Fire
12. Perfect You
13. City Lights Serenade
<DVD>
【VALENTINE LIVE TOUR @ Billboard Live TOKYO (2010.02.07)】
「smilin’」
「Flamingo」
「ファンタジア」
【LIVE『LOVE SONGS』@ 赤坂BLITZ (2009.07.07)】
「SUPERSTAR」
「How Beautiful」
【MUSIC VIDEO】
「乱反射ガール」
【RECORDING & MUSIC VIDEO OFF SHOT】
また、アルバムに付属のDVDもなかなかよく、ライヴも彼女の世界がとてもよくでていて伝わってきます。ライヴでのピアノを演奏する東京事変の伊澤 一葉さんがバンドをひっぱっていく感じも東京事変ともちょっと違った味付けがあって、それでいてその音楽性の強さはさすがな感じで、いい感じで土岐さんと の一体感が楽しめます。
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-oj
2010年10月23日土曜日
まさに、王道。ポリーニのベートーヴェン サントリーホール
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
アンコール
ベートーヴェン :バガテル op.126-3
ベートーヴェン :バガテル op.126-4
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-od
貴公子パユのフルートがギターとともに上質に響く ~ パユ & リヴェ 王子ホールコンサート
今夜はその王子ホール版。それにしても日本びいきのパユ、今春につづいての登場を満員のお客さんが迎えました。
パユ & リヴェ
Pahud & Rivet japan tour 2010
J.S.バッハ フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調
バルトーク ルーマニア民族舞曲
J.ノヴァーク フルートとギターのための「春の舞曲」
宮城道雄 春の海
武満徹 エア
海へ
すべては薄明の中で
ラヴィ・シャンカール 魅惑の夜明け
パユさんは、あいかわらずの安定感あふれる演奏。巧みに何の破綻もありませんし、それでいてアグレッシブなところも垣間見られて楽しかったりします。
今回は好青年プレイヤー、ギタリストのリヴェさんとの共演。こうしてきくと、ギターとフルートとは意外にも相当相性が良いのですね。そしてその奏でる上質 な感じの音色が、いかにも自然にこの王子ホールの空気ととけこんでいて、このホールにこそ楽しめる企画だったのかもしれません。
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-o7
イヴァン・リンス の新作 ~ Intimo IVAN LINS
Intimo
IVAN LINS
1. Tanto Amor
2. Arrependimento
3. Sou Eu
4. No Tommorrow / Acaso(feat.TRIJNTJE OOSTERHUIS)
5. Nosso Acalanto / That’s Love
6. Dandara
7. Llegastte
8. Rio Sun / e a Gente
9. Diadema(feat.JORGE DREXLER)
10. Le Dernier Mot / Bilhete
11. Tchau Tristeza
12. Meu espelho / Cristal Clear
13. A cor do Por do sol
14. Maos de Fad
ウルグアイが誇るメロウマスター、ホルヘ・ドレクスレル、スパニッシュ・ポップの第一人者アレハンドロ・サンズ、ヨーロッパ・ジャズのトランペット貴公子 ティル・ブレナー、バカラック/マイケル・ジャクソンのトリビュートで知られるシンガー、トレインチャ、そしてあのローラ・フィジー、さらにはテイク 6・・・。イヴァンとのコンビの長いヴィトール・マルティンスとの書き下ろし新曲をはじめ、シコ・ブアルキ、セルソ・ヴィアフォラ、そしてジョアン・ボス コの息子フランシスコと共作したトラックと、ヴァリエーションにも富んでいます。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/9kDyQp
2010年10月21日木曜日
まっかなおひるね 伊藤君子
まっかなおひるね
伊藤君子
1. 眼の窓
2. 九月には
3. 草かきわけて
4. まっかなおひるね
5. けむりの花
6. 猫の約束
7. 赤とんぼ
8. 四角い海
9. A Ferris Wheel(フェリス・ウィール~観覧車)
つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-1485
2010年10月20日水曜日
ジャンクスパイス ジャンクフジヤマ
ジャンクスパイス
ジャンクフジヤマ
1.Morning kiss
2.Summer breeze
3.Undercover angel
4.雨上がりの向こうに
5.曖昧な二人
6.Night walker
7.Morning kiss (live)
8.ノスタルジア
9.Morning kiss (back track)
10.Summer Breeze (back track)
「Morning Kiss」「Summer Breeze」も収録されていて、知野芳彦さんのアレンジが巧みということもありますが、ギターも、サックスも、まさにこの曲の曲調にぴったり・・まさに ジャンク節炸裂の感ありです。
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-nP
笹子重治 onaka-ippai
ONAKA IPPAI
笹子重治
こちらで一部試聴できます
1 おなかいっぱい!(作詞:Ann Sally 作曲:笹子重治)歌:Ann Sally
2 一汁三菜(作詞:畠山美由紀 作曲:笹子重治)歌: 畠山美由紀
3 波のローラー(作詞:比屋定篤子 作曲:笹子重治)歌:比屋定篤子
4 一緒に帰ろう(作詞:比屋定篤子 作曲:笹子重治)歌:比屋定篤子 コーラス:妹尾武
5 Assim Falou Baden Powell ~パーデンパウエルかく語りき~(作曲:笹子重治)
6 シアワセの花(作詞:Yae 作曲:笹子重治)歌:Yae
7 Madrugadas Cariocas ~カリオカの夜明け~(作曲:笹子重治) Voice:EPO
8 ゆうばんまんじゃー ~夕飯おねだり星~(作詞:佐原一哉、古謝美佐子 作曲:笹子重治)歌:桑江知子
9 海に降る雨(作曲:笹子重治)
10 自転車(作詞:EPO 作曲:笹子重治)歌:EPO
11 Carta Ao Edu ~エドゥへの手紙~ (作曲:笹子重治)Voice:EPO、Saigenji
<参加vocalist>
比屋定篤子・Ann Sally・EPO・畠山美由紀・桑江知子・Yae
Saigenji(vocalize)・妹尾武(background vocal)
<演奏>
笹子重治(guitar)、秋岡欧(viola)、鬼武みゆき(piano)、林正樹(organ)、
コモブチ キイチロウ(bass)、渡辺亮(percussion)、岡部洋一(percussion)、江藤有希(violin)
黒川紗恵子(clarinet&Horn Arr)、スティーヴ・サックス(flute)、Saigenji(フルート)、
村田陽一(trombone&Horn Arr)、西村浩二(trumpet)
多くの歌手やインスト演奏のバッキングやプロデュースに携わってきた笹子重治さん。ショーロクラブやコーコーヤなどのインストユニット活動以外の笹子重治の今までの活動を1枚のCDとして表現したとか。
EPOや桑江知子、比屋定篤子、Ann Sallyといった贅沢な女性シンガー陣をむかえ、ギターを中心とした構成で、緊張を解き、ホッとさせる力と雰囲気が楽しめます。
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-nK
2010年10月18日月曜日
ポリーニ! ポリーニ! サントリーホールにて
・ショパン: 24の前奏曲 op.28
・ドビュッシー: 6つの練習曲(『練習曲集』第2集)
・ブーレーズ: ピアノ・ソナタ第2番
弾きっぷりはといえば、あいかわらずのポリーニここにあり、といった感じ。もちろん満員の観衆はきっとポリーニでなければならないピアノを存分に楽しんだ ことでしょう。
また、常に青少年の育成をこころにかけているポリーニ。この日は青少年のためのその意味合いも込められていた設定日でもあって、30歳以下の聴衆 は、全員4000円がキャッシュバックに長蛇の列ができていました。
アンコール
・沈める寺(ドビュッシー)
・西風のみたもの(ドビュッシー)
・練習曲第12番「革命」(ショパン)
・バラード第1番(ショパン)
ここのところのポリーニの演奏会では複数のアンコール曲が演奏されることが多い感じですが、それでも、特にこの日も多くて4曲。しかも、それまでの ノーマルなコンサート部分とはまったく違って、自由に奔放に弾きまくる別人のようなポリーニが楽しめるのです。僕はたまたまLAという下手側で、彼の背中 ごしに手元をのぞき込むような席でみていたのですが、アンコールになると彼の背中が踊っているのがわかるくらい、それはそれはピアノを楽しそうに弾いてい るのでした。
ポリーニといえば厳格な完全主義者のイメージが強いピアニストの筆頭でしょう。しかし、その姿からはずれ、このようにミスタッチもものともしないアンコー ルのような弾き方もあわせてみせるようになったのは、ここ数年のことです。そして、その度合いは年ごとに強くなってくるような気がします。つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-pollini
2010年10月15日金曜日
ソウ・ブラジレイラ/パトリシア・ロマニア SOU BRASILEIRA PATRICIA ROMANIA
ソウ・ブラジレイラ/パトリシア・ロマニア
SOU BRASILEIRA PATRICIA ROMANIA
1:カイ・デントロ
2:ミ・レーヴァ
3:ソウ・ブラジレイラ
4: ナーダ・マイス
5:ケン・サービ・ソニャール
6:モダーン・ラヴァーズ
7:オンリー・ア・ドリーム・イン・リオ
8:オンダ
9:メウ・ベン
10:アクアレーラ・ド・ブラジル
11: コモ・ノッソス・パイス
12:フレイム
21歳のブラジル人MPBシンガー、パトリシア・ロマニア。今回のアルバムは、米国のプロダクションHCM内のグルーヴ・ジャズ・メディアの制作に よるもので、中心メンバーであるドラムスのテリー・リン・キャリントン、キーボードのロバート・アーヴィングⅢをはじめ、ギターのトニーニョ、オスカー・ カルロス・ネヴィスなど目がくらくらするようなアーティストが脇をかためています。最初と最後をエリス・レジーナが歌った「 カイ・デントロ」と「 コモ・ノッソス・パイス 」を選曲、エリスへの思いのあらわれなのでしょう。
サンバの「ソウ・ブラジレイラ」では伸びやかな声とソウルフルな歌い口がなかなか。ボサノバの「 モダン・ラヴァーズ」では、テリー・リンがドラムスで参加、ミッシェル・フォアマン(Kb)とトニーニョ(G)のソロがすばらしく、引き込まれます。つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-nA
2010年10月14日木曜日
DE JA VU GEORGE DUKE デジャヴ ジョージ・デューク
DEJA VU
GEORGE DUKE
1. A Melody
2. You Touch My Brain
3. What Goes Around Comes Around
4. Bring Me Joy
5. Ripple In Time
6. Oh Really?
7. 6 O’Clock Revisited
8. Come To Me Now
9. Stupid Is As Stupid Does
10. De ja Vu
ジョージ・デューク(key、vo)
マイク・マンソン(el-b)
ジェフ・リー・ジョンソン((el-g)
ロナルド・ブルナ-Jr,(ds)
シャノン・ピアソン(vo)
ラモント・ヴァン・フック(vo)
<ゲスト>
ヒューバード・ロウズ(fl)
ニコラス・ペイトン(tp)
ボヴ・シェパード(ts)
テリ・リン・ キャリントン(ds)
エヴェレット・ハープ(ts)
昔から器用な人だとは思っていたけれど、今回もまたきわめて上手にまとめられたアルバム。ジャケットには、各曲でどのようなキーボードが使われたか もかかれているところなど、音作りのイメージの多彩な感じがよくわかる。
1曲目「A Melody」のいい感じになつかしいフュージョンに、2曲目「You Touch My Brain」のファンクとどちらのファンもはずさないつくり。3曲目「What Goes Around Comes Around」のシンセ・サウンドもとてつも郷愁をおぼえるサウンド。9曲目には、ヒューバート・ロウズの名前もみえ、まさにフュージョンの王道感まっし ぐらなアルバム。つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-nv
2010年10月12日火曜日
枯葉/サラ・ヴォーン crazy and mixed up / SARAH VAUGHAN [1982]
枯葉/サラ・ヴォーン
crazy and mixed up / SARAH VAUGHAN [1982]
1. I Didn’t Know What Time It Was
2. That’s All
3. Autumn Leaves
4. Love Dance
5. The Island
6. Seasons
7. In Love In Vain
8. You Are Too Beautiful
サラ・ヴォーン(vo)
ローランド・ハナ(pf)
ジョー・パス(g)
アンディ・シンプキンズ(b)
ハロルド・ジョーンズ(ds)
バンドのキャスティングも最高。枯葉のジョー・パス、「ザッツ・オール」のローランド・ハナのピアノプレイも最高にジャズライクで素敵です。
そしておすすめなのが、4曲目・5曲目の「ラブ・ダンス」「アイランド」とつづく、イヴァン・リンスの名曲。これもまたサラの手にかかると何と説得力のあ るナンバーとして響いてくるのでしょう。
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-np
2010年10月11日月曜日
今年はカバー作品の当たり年だけれど、カバーの原点といえばこれ~vocalist 徳永英明 HIDEAKI TOKUNAGA
vocalist
徳永英明 HIDEAKI TOKUNAGA
1. 時代
2. ハナミズキ
3. 駅
4. 異邦人
5. シルエット・ロマンス
6. LOVE LOVE LOVE
7. 秋桜
8. 涙そうそう
9. オリビアを聴きながら
10. ダンスはうまく踊れない
11. 会いたい
12. 翼をください
13. 卒業写真
このヴォーカリストだけをみれば、アルバム全体でみるとやや同じ調子を感じることもあるのだけれども、アルバムの初期の狙いを考えるとそれもいいのかもし れない。弦一徹さんのストリングス・アレンジともあいまって、落ち着いたいい感じが、大人の音楽という気にさせ、聴く人の気持ちをゆったりとさせるのだ。
つづきはこちら↓
http://bit.ly/aXEsvp
MIKA & STEVE GADD MIKARIMBA ~MIKA & スティーヴ・ガッド / ミカリンバ!
さて、NY在住の、MIKAさんによるマリンバのジャズ・アルバムである。
スティーブ・ガッドのプロデュース作品。彼のドラムスの、スタッフの時代を彷彿とさせる感じの重さがいい。
MIKA & STEVE GADD
MIKARIMBA
1. A列車で行こう
2. キャラヴァン
3. ピクシーランド・ラグ
4. モーニング・ラヴ
5. 熱情
6. スラングポルカ
7. デボラのテーマ (モリコーネ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」)
8. ザ・デューク
9. シシリー
10. ガッド・アバウト
11. グラスゴー・ブギ
12. ストレングス
13. ティコ・ティコ
14. ヴーレ・ブ
「A列車」「デボラのテーマ」「ティコ・ティコ」など、おなじみのテーマが再現されていく。マリンバという楽器のある種の暖かさがこのアルバムの素 敵なところ。マリンバのグルーブ感はやや重い感じもするが、それでも、スティーブ・ガッドのドラムスが引っ張っていく音楽感覚が楽しめる。
さて、秋晴れが一週間つづくとか。この高い空を楽しめる日々にしたいもの。つづきはこちら↓
http://bit.ly/97s6Fn
2010年10月7日木曜日
ペトルチアーニ&ペデルセン ライブ Michel Petrucciani & Niels-Henning Orsted Pedersen (Live)
Michel Petrucciani & NHOP (Live)
Michel Petrucciani / Niels-Henning Orsted Pedersen
CD1
1. All The Things You Are
2. I Can’t Get Started
3. Oleo
4. All Blues
5. Beautiful Love
6. Someday My Prince Will Come
7. Billie’s Bounce
8. Autumn Leaves
CD2
1. St Thomas
2. These Foolish Things
3. Stella By Starlight
4. Blues In The Closet
5. Round Midnight
6. Future Child
7. My Funny Valentine
1曲目の [ All the things you are ] の出だしから、ペトルチアーニの鋭いストロークがこころをえぐります。それでいて、ペデルセンが主体の時のペトルチアーニの左手のコードはやわらかくしな やかで、ただただ聞き惚れてしまいます。
[ Autumn Leaves ] ・・前半は、鬼気迫る彼の独演会。後半は、ペデルセンとのデュエット。バックにまわったときのペトルチアーニは本当に粋で、後年発表のポルタルとのデュ エット盤も素晴らしかったけれど、それを連想させる息吹がすでにこのときにあってペトルチアーニの存在の強さを改めて感じさせられます。
つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-na
2010年10月3日日曜日
ピーター・セラーズの「チャンス」 Peter Sellers : BEING THERE
ワシントンの古い屋敷の主人が、ある朝突然死んだ。残されたのは中年の庭師チャンス(ピーター・セラーズ)と黒人のメイド の2人。チャンスは、ここ数十年 屋敷の外へは一歩も出たことがなく、読み書きもできず、ひたすら庭いじりとテレビを観る楽しみだけで生きてきた男だ。やがて管財人に屋敷を出て行くように 言われたチャンスは、街の喧騒の中に飛び出すことになる。見るもの、出合ううものが珍しく、それらに気をとられていたチャンスは、1台の高級車にぶつけら れ、中に乗っていた婦人に手当てを受けるため家に寄って欲しいと言われた。車の中でその美しい貴婦人イブ・ランド(シャーリー・マクレーン)に名を問わ れ、庭師チャンスと名のるが、彼女はそれをチャンシー・ガーディナーと聞き違えた。やがてその車が着いたのは経済界の大立物ベンジャミン・ランド(メルビ ン・ダグラス)の邸で、貴婦人は彼の妻だった。ランドは高齢で健康状態もすぐれなかったが、チャンスの子供のような無垢さに接していると気持ちが安らぐの を感じた。数日後、ランドを見舞いにやって来た大統領(ジャック・ウォーデン)は、そこでチャンスと会い、庭の手入れに例えた極めて楽観的な意見に耳を傾 けた。大統領はさっそくTV放送のスピーチでチャンスの言葉を引用し、それをきっかけにチョンシー・ガーディナーの名は一躍全米に知れ渡るようになる。そ れからチャンスのTV出演などの奇妙な生活がはじまるが、彼の本当の正体を知る者はいなかった・・・。
シャーリー・マクレーンが演じる素敵にかわいいレイディー役もいいのだけれども、とにもかくにもピーター・セラーズの演技がすばらしい。彼への当て 書きかともおもえるほど、はまり役。もちろんオスカーの候補になったのだけれども、その年は、クレイマー・クレイマーもあった年で、ダスティン・ホフマン に主演男優賞はもっていかれた。 キネマ旬報のベストテンでは、当時7位。1位はブリキの太鼓だったから、時代の感じがわかるというもの。
あらすじを読んでもわかるとおり、とっても地味な映画。何か特別なことが起きるわけでもない。ただ、その淡々とした時間の流れに、何か安堵な気持ち になる、ふしぎな魅力をもつ映画なのだ。この映画的時間の流れに、その制作された時代の何かもうっすらと感じられて、それだけでも30年たった今にとって はふしぎなタイムスリップ感にとらわれる。かつて場末の名画座で一度だけみた映画を、こうも無性にみたくなったのは、この「チャンス」に流れる、なつかし いようなふしぎな感覚に出会いたかったのだ・・と、この映画をみはじみえてあらためて気づいた。
そうそう、映画の中で、デオダートの「ツアラトゥストはかく語りき」がまるまる1曲流れているシーンがある。これも時代背景かなと思ったら、この本 の原案が「ツアラトゥストはかく語りき」を下敷きにしていたというかから、むべなるかなと思った次第。原題の「Being There」もハイデガーの「存在と時間」からとられている、というから、これらの隠し味のあたりは、ハル・アシュビー監督の見事な采配なのだなあ、と改 めて「映画」のもつ、時代の鏡のような部分を感じる。つづきはこちら↓
http://bit.ly/aCo1XU
2010年10月2日土曜日
イリアーヌ シングス・ボッサ&サウダージ~ Eliane sings Bossa & Saudade Essencia Eliane
イリアーヌは、1960年、ブラジル、サンパウロ生まれ。6歳よりクラシックピアノを始めたといわれるだけあって、とても確かなテクニック。高速な フレーズの硬質なところなど、容姿に似合わず男勝りな強烈なところがあり、それが彼女の大きな魅力のひとつだろう。
Eliane sings Bossa & Saudade Essencia Eliane
Eliane Elias
こちらから一部試聴できます
1 ソー・ナイス
2 ザ・ソング・イズ・ユー
3 ア・ヴォータ
4 ドリーマー
5 シクレッチ・コン・バナナ
6 ジャヴァン・メドレー
7 フォトグラフ
8 ア・ヴィジーニャ・ド・ラド(隣人)
9 マンハッタン
10 ドラリシ
11 トロピカリア
12 ペレール
13 コール・ミー
14 セグレードス(秘密)
15 キスト・バイ・ネイチャー (ボッサクカノーヴァ・リミックス)
つづきはこちら↓
http://wp.me/sMonj-eliane
2010年9月30日木曜日
キース・ジャレットふたたび(Keith Jarrett)、渋谷文化村オーチャード・ホール
キース・ジャレット・トリオの演奏を先週にひきつづき、ふたたびオーチャードホールに訪れた。
舞台美術は同じ。クロずくめの中に、ライティングで浮かびあがるピアノ、ベース、ドラムス。
Broadway blues
The blessing
I fall in love too easily
The way you look tonight
Someday my prince will come
Smoke gets in you eyes
Straight , no chaser
今日のお客さまは、先日よりちょっとヒートアップ。歓声や拍手もより大きく、濃いものだった。それにこたえるがごとく、キースは機嫌よく、時に笑顔 をまじえながら、それでいて黙々とプレイをつづける。
ジャズライブといいながら、舞台・客席ともに緊張感が途切れないのは、さすがキースならではだが、それにしても、各曲とも最後の1音まで丁寧に空間 を見事に充填するようにピアノを奏でるのがキースだとしたら、それを待って、どっと起こる観客の拍手という会話は、このライブならではの醍醐味なのだろ う。
今日の彼は、そしていつもよりさらにリリカルに、端正に音をつむいでいた気がする。「いつか王子様が」も「煙が目にしみる」も、キースのピアノを想像した ときの彼の音楽を裏切らない、まさにキースならではのプレイだった。つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-mR
2010年9月27日月曜日
改編の季節
4月・10月は、放送業にとって改編の季節。だが、それにしてもこの10月は、ラジオ番組の改編というか、終了が特に多い気がしている。
j-waveの朝の看板番組、10年以上もつづいたBOOMTOWNが終了する。クリス智子さんの結婚というハッピーなニュースも束の間、あの落ち 着いた上品なクリスさんの声が朝から消えると思うとさびしい気持ちがする人は僕だけではないだろう。
同じj-waveでいえば、夜の帯番組プラトンも終了する。切れ味がよく、とてもお笑いタレントとも思えないほど口跡もきれいな渡部建の生放送の終 了もびっくりした。時代の旬を感じさせるゲストとディープなかライブな感じがよかっただけに、ひどく残念な気がする。
そして、もっともさびしいのは、東京FMの「Tokyo copywriters’ street」の終了だ。昨夜最終回をしみじみときいたが、ラジオというメディアとクリエイティブな感覚が、ストレートに感じられる希有な番組だったと思 う。今後は、ウエブでの展開となるそうだが、ある種「現代の文学」のような香りがたちこめた貴重なプログラムだけに、放送というメディアによって偶然に聴 かれなくなるのは残念だが、多くのファンにとって、これからも楽しみに聞き続けられることだけでも幸福だと思う。つづきはこちら↓
http://bit.ly/9etMWl
2010年9月23日木曜日
キース・ジャレット・トリオ・ライブ~オーチャードホール (Keith Jarrett Trio)
1.Solor
2.I have Got A Crush On
3.Star Falls On Alabama
4.Conception
5.Someday My Prince Will Come
6.G- Blues
1.Django
2.My Ship
3.Sandu
[Encore]
2.When I Fall In Love
ステージは、舞台から袖からすべてが黒ずくめ。黒い布でおおわれ、そこにピアノ、ベース、ドラムスがおかれるという配置。そもそもクラシックのコン サートホールだからベース以外ほとんどPAはいらないのだろう。しかし、全部の楽器にこまやかにマイクロフォンがセットされていたので、録音をしていたの かもしれない。
内容は、あいかわらずの端正なピアノ。今日の彼は気分が上々のようで、笑顔がありながら、いつものようにときどき腰を浮かせては、キースのうなり節 が入るという、絶好調の様子。ただ僕の席が3列目だったこともあり、ピアノ、ベース、ドラムスが3つの楽器に 分裂して聞こえるという感じもあり、そのせ いもあるかもしれないが、3人のからみあいは、やや稀薄な印象もあった。
それにしても、彼のこまやかなタッチは健在。つづきはこちら↓
http://wp.me/pMonj-mE
2010年9月13日月曜日
No Regrets / Randy Crawford & Joe Sample (ランディ・クロフォード & ジョー・サンプル)[2008]
さて、今回のアルバムは、ある意味まっくろなサウンド。クルセイダーズと一世を風靡したランディ・クロフォード。そして、ジョー・サンプル。現代風 のサウンドになっての復活劇です。夜更けに静かにこころに響くサウンドを聴くにはもってこいです。おすすめです。
no regrets
Randy Crawford & Joe Sample
1. Everyday I have the Blues
2. Today I sing the Blues
3. Respect Yourself
4. Angel
5. Me, Myself and I
6. Just One Smile
7. Don’t put all your dreams in one basket
8. This bitter Earth
9. Starting All Over Again
10. No Regrets
11. Lead me On
12. Angel of the Morning
ジョー・サンプル(ピアノ)
スティーヴ・ガッド(ドラムス)
クリスチャン・マクブライド(ベース)
アンソニー・ウィルソン(ギター)
つづきはこちら↓
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ジョビンのトリビュートアルバム~カエターノ・ヴェローゾ&ロベルト・カルロス E a musica de tom jobim Roberto Carlos e Caetano Veloso
かたやトロピカリアの中心人物カエターノ、そしてジョーヴェン・グアルダの帝王ホベルト・カルロス・・・動乱の時代に旋風を巻き起こした、名実共に 偉大な二人が、ボサ・ノヴァ50周年を記念しての奇跡のコラボレートでした。これを聴いていると、二人だからこそ成し得た、究極のボサ・ノヴァ・トリ ビュート・ライブな気がしてきます。おすすめです。
E a musica de tom jobim
Roberto Carlos e Caetano Veloso
2. Wave
3. ?guas de Mar?o
4. Por Toda a Minha Vida (Exalta??o do Amor)
5. Ela ? Carioca
6. In?til Paisagem
7. Medita??o
8. O Que Tinha Que Ser
9. Insensatez
10. Por Causa de Voc?
11. Ligia
12. Corcovado
13. Samba do Avi?o
14. Eu Sei Que Vou Te Amar / Soneto da Fidelidade
15. Tereza da Praia
16. Chega de Saudade
つづきはこちら↓
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2010年8月23日月曜日
アニメイヤ~ジブリ・ソングス メイヤ (AniMeja Ghibli Songs ~ Meja)
アニメイヤ~ジブリ・ソングス
メイヤ
こちらで一部試聴できます
1. となりのトトロ (「となりのトトロ」より)
2. Arrietty’s Song (「借りぐらしのアリエッティ」より)
3. もののけ姫 (「もののけ姫」より)
4. ルージュの伝言 (「魔女の宅急便」より)
5. テルーの唄 (「ゲド戦記」より)
6. 君をのせて (「天空の城ラピュタ」より)
7. 崖の上のポニョ (「崖の上のポニョ」より)
8. 風の谷のナウシカ (「風の谷のナウシカ」より)
9. カントリー・ロード (「耳をすませば」より)
10. いつも何度でも (「千と千尋の神隠し」より)
11. 世界の約束 (「ハウルの動く城」より)
つづきはこちら↓
http://bit.ly/bkeF16
2010年8月22日日曜日
エピファニー/チャカ・カーン EPIPHANY CHAKA KHAN
エピファニー EPIPHANY
チャカ・カーン CHAKA KHAN
1. エイント・ノーパデイ
2. ホット・バタフライ
3. テル・ミー・サムシング・グッド(ライヴ)
4. フィール・フォー・ユー
5. あなたに夢中
6. アイム・エヴリ・ウーマン
7. ラヴ・ミー・スティル
8. エンド・オブ・ア・ラヴ・アフェア
9. 永遠のメロデイ(チュニジアの夜)
10. スルー・ザ・フアイア
11. 恋のハプニング
12. エヴリホエア
13. ネヴァー・ミス・ザ・ウォーター
14. サムシン・ディープ
15. ユア・ラヴ・イズ・オール・アイ・ノウ
16. エヴリ・リトル・シング
17. イット・エイント・イージ・ラヴィン・ミー*Bonus Track
圧巻は、「チュニジアの夜」。すごい。ジャズナンバーでありながら、圧倒的な歌唱力にただただ敬服させられる。もちろん、心地よいグルーブ感は、 チャカ・カーンならでは。中間部のハービー・ハンコックのキーボードも素敵だし、間奏開けの彼女の強烈な高域の声は、何度聴いても、全知全能の神のよう だ。
他にも、古典的な鋭いアタックを効かせた「Ain’t Nobody」や、ターンテーブルを強調した大ヒット曲「I Feel for You」、「I’m Every Woman」のオリジナルの賛美歌ヴァージョン、ムードあふれる「Through the Fire」、ミシェル・ンデゲオチェロと共演した1996年の「You Never Miss the Water」も聴ける。とにもかくにも素晴らしいアルバム。つづきはこちら↓
http://bit.ly/b8htIm